国産の小麦といえば、北海道産が有名。新潟は米どころですから、小麦のイメージがありません。でも実は、一部の地域で小麦が栽培されています。名前は「ゆきちから」。秋に種をまく品種です。新潟市東区の「cosa」はゆきちから100%にこだわるベーカリー。どんなパンが並んでいるのでしょうか。

 

 

お店に入ると、かわいらしいショーケース。中は、シンプルな食事パンでいっぱいです。全部、小麦のおいしさを生かした配合で作るそう。

看板商品はビアリー。ゆでずに仕上げるベーグルです。見るからに弾力がありそうで、そそられます。

バジルトマトやチーズ、甘夏みかんに越後みそ…etc.  ビアリーにはいろいろな種類があるんですね。生地に合わせる具材も、小麦のおいしさを損なわないものに限っています。小麦が1番、です。

製粉されたゆきちからのお目見えです。他の粉に比べて、ほんのり黄みががっているのだとか。これを使うことで、風味豊かで歯応えの強いパンに仕上がるそう。

 

 

ゆきちからは冬によく育ちます。冬は天敵の害虫にとって厳しい季節。となると、農薬の量を抑えられますよね。そうなんです。ゆきちからは体に優しい素材なのです。安全面でも優れているゆきちから。新潟でこんな小麦が作られているなんて。話しを聞いてからパンを食べたら、さらにおいしく感じました。

 

「cosa」のオーダーサンドサービスは次のページで。