どうも、河野です。
ここです。
ここですよー。
トマト畑からこんにちわ。
先日、新潟Komachi6月25日発売号の取材撮影のため「豊栄とまと」を栽培するハシモト農園さんにお邪魔してまいりました。
あまりにもハウスが広大で、ついつい泳いじゃったり(意味はありません)。
ここハシモト農園の橋本さんが育てる豊栄とまとが、あまりにもおいしくてですね、取材後も何度か、畑まで豊栄とまとを箱買いしに行っている河野家です。もちろん、静子も一緒です。
(静子って誰?という方はコチラから)
こちらが生産者の橋本嘉人さん。「おいしい豊栄とまとは、甘みと酸味のバランスが重要なんです」とのこと。確かに、こちらの豊栄とまとは、甘いだけじゃなく、太陽の味というか、夏キター!って感じのほのかな酸味があって、果肉もしっかりしていて食べ応えがあるんです。
今が収穫ピークの豊栄とまと。静子いわく「小さい頃に畑で食べたトマトの味!」だそう。農家の娘が言うんですから、間違いないはずです。
そう。
この取材の際、とても驚いたことは「トマトなんて冷蔵庫に入れないよ笑」という橋本さんの一言。
え?
買ってきたらすぐ冷やしてた。だって冷やした方がおいしい気がするし、そもそもスーパーの冷蔵コーナーに置いてあるし。
「いったん冷蔵庫で冷やしちゃうとね、その後、味や食感が落ちやすくなっちゃうんですよ。だから、冷たいトマトが好きなら、食べる1時間くらい前に冷蔵庫に入れればいいんですよ」
なんとーーーーー!
33年目にしての発見。世の中にはまだまだ知らないことがたくさん。こんなに身近なトマトのことさえ知らなかったよ。
春巻きにするとうまいことも、
オレンジとマリネすると小粋な一皿になることも、
知らなかった!
こちらは橋本さんやJA新潟市の方々が教えてくださった豊栄とまとメニュー。詳しいレシピは新潟Komachi6月25日発売号(新潟Komachi8月号)に載っていますよ。
橋本さんの豊栄とまと、果たして静子はどう料理するのでしょうか?
静子は……
しません。
「そのまま塩ふって食べるのが一番よ。こんなおいしい豊栄とまと、料理になんてできないわよ、もったいない」
だそうです。
橋本さんのトマトを知ってからというもの、食卓のトマト率がハンパない。
ただ、我が家では夏の定番料理「ゴーヤちゃんぷる」にトマトを入れます。トマトの酸味がゴーヤの苦みやカツオ節の風味、卵のふんわりとした食感と絶妙に合うんですよ。ほんとに。
彩りも鮮やかになるのでトマトは欠かせません。
【トマト入りゴーヤちゃんぷる】
ー材料ー
ゴーヤ…1本
木綿豆腐…1丁
豚バラ肉スライス…食べたい分だけ
モヤシ…1/2袋
トマト…1個
卵…2個
ゴマ油…適量
塩・コショウ(粗挽き)…適量
酒…大さじ1程度
顆粒のカツオだし…小さじ2程度(味みながら薄ければ足す)
カツオ節(花カツオ)…適量
ー作り方ー
1.ゴーヤは縦半分に切ってワタをかき出し、5ミリ程度の幅にスライスする。フライパンにゴマ油を熱し、緑色が鮮やかになるまでさっと炒めて、ボウルなどにあけておく。
2.木綿豆腐は一口サイズ(10等分程度)に切り、再びフライパンにゴマ油を熱し、表面に焼き色が付くまで焼く。皿などにあけておく。
3.再びフライパンにゴマ油を熱し、豚バラ肉スライスを塩・コショウで炒める。肉の色が変わり始めたら、モヤシを入れて酒をふりかけ、炒め合わせる。
4.2を入れて炒め合わせたら、1とくし型に切ったトマトを入れて、顆粒のカツオだしを入れてざっと合わせる。
5.フライパンの奥側に具材を寄せ、強火にし、空いた部分に溶き卵を入れて、ふんわりと卵を焼き上げる。※トマトの汁でふんわりとなります。
6.奥に寄せていた具材と卵を混ぜ合わせ、ゴマ油をまわしかけて完成。器に盛ったら、カツオ節をたっぷりかける。
「面倒でも、具材をひとつひとつ炒めて最後にあえる、のがおいしく仕上げるコツよ。これ、炒めもの全般に共通することだからね。ゴーヤやモヤシのシャキっとした食感がおいしさの決め手なんだから」
カツオ節は「好きだから」ってどっさり入れてましたが、カツオのうま味はゴーヤの苦みを緩和させるそうなので、これ理にかなっていたんですね。
さて、夏野菜も本格的にシーズンを迎えます。これから続々と夏野菜を使ったレシピをお届けいたしまーす。詳細は【おいしく夏野菜。】シリーズをお楽しみにー!