お次はべーコンと合わせて。ベーコン炒めかと思いきや、今日はベーコンが3枚しか残ってないらしい。

 

「あんたのお弁当に使 っちゃったのよぉ。カリカリに炒めてシーザーサラダにするわよ」

 


一口大に切ったトマト、ルッコラ、レタス、ベーコンの脂で焼いたアスパラガスをざっと混ぜただけ。 味の決め手はカリカリベーコン。

 

「ベーコンをカリカリに炒めるコツは油をひかないこと。ベーコン自身から出てくる脂で炒めてあげる の。まわりはカリッと、かむとうま味がじゅわぁ~っと染み出るベーコンになるわよ。アッツアツのま まサラダにかけて、ベーコンの脂で野菜をしょんとさせるの」

 

野菜をしょん。しょん…。
確かにしょんとした野菜は、ベーコンのうま味に包まれていて、いくらでも食べられる。アスパラガス ガスのシャキシャキ感もばっちり残ってて、ビールがすすむ、すすむ。

 

「アスパラガスは火を通しすぎちゃダメなわけ。余熱で火なんて通っちゃうんだから。沸騰した湯でさっとゆでる、強火でさっと炒める、鉄則よ。色が変わったら、茎の太い方に爪の先をクッと入れてみて。爪が食い込んで、柔らかい感じがしたらもう火から下ろし時よ」

 

確かに、取材した農家さんたちも「火の通しすぎはNG」とおっしゃっていました。Komachi最新号では、農家さん直伝のアスパラガスレシピも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。