燕市の企業「ゴトウ熔接」さんが先日完成させた、清潔・安全のオールステンレス製のすしトング。実際のところ、上手に、何よりおいしく握れるのでしょうか? それを確かめるために、即席の握りずしパーティーの始まりです!

 

すしトングの使い方は、本当に簡単。このようにシャリを詰めて……。

 

クイッとすくう感じで回転させたら……。

 

ニッパーやペンチのようにグリップを軽く握ると、ヘッドが上に動いてシャリを包みます。

 

ヘッドの動きが分かるでしょうか? シャリを握るのは、一度ヘッドを動かすだけで十分。あとはお皿の上に、ポンとのせるだけ。アツアツの酢飯なら、くっつくこともありません。シャリをつめて、グリップをギュッと。これだけ。

 

グリップを握るための力はかなり軽く設定されていて、子どもや年配の方でも十分に使えそう。ひとつのシャリは、約20グラムになるように設定されているそうで、生みの親である後藤社長は実際に回らないおすし屋さんを訪れて、ノギス(物のサイズを測る測定器)でシャリの寸法を測ったりして、シャリの研究を重ねて、現在の形にたどり着いたそうです。

 

実際に食べてみると…口の中でシャリがホロッと崩れます。本当におすし屋さんのシャリという感じ。それでいて、箸で持ち上げても崩れません。

 

口の中でホロッとほぐれる食感の秘密は、すしトングの構造に。シャリを握るキッチンウェアは他にもありますが、シャリの型にはめて押し出すものがほとんど。それだと、どうしても硬くなってしまいます。そこで、上から押しつけるのではなく、横(縦)からプレスすることで、シャリが硬くなりすぎないんだそうです。

 

現在は日本経済新聞社が運営するチケット購入型クラウドファンディングサイト「未来ショッピング」で先行発売中で、初回の販売分は見事完売! 今まさに順次発送中という状況です。

 

これがあれば「おじいちゃんの握ったすしなんて、食べたくない!」なんて言われませんし、『手巻きずしパーティー』ならぬ『握りずしパーティー』もできそうです。それに、日本のすし文化を世界に広めるためのアイテムにもなりそうですよね。

 

ものづくりの町から生まれた、オールステンレス製の清潔で安心のシャリ特化型のキッチンウェア。おじいちゃんやおばあちゃんに。海外のご友人に。ご興味があれば、ぜひお問い合わせを。

 

 

ゴトウ熔接

[住所]燕市粟生津1393-1
[電話番号]0256-92-6736
[営業時間]10時~17時  
[備考]現在は『未来ショッピング』のみの販売