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新潟豆紀行Vol.1:あの「しお豆」が新発田で作られているなんて!

気がついたら実家の冷蔵庫にいつも入っていたしお豆。食べ始めたら止まりません。なんでしょう、このクセになる味。ほんのりと塩味、しっかりとした豆の味。不思議に思っていたこのしお豆ですが、パッケージの裏を見てびっくり!なんと新発田で作られているではありませんか!

 

 

ということで、新発田市にある株式会社宮野食品工業所さんに行ってきました。

お話を伺ったのは、企画開発・品質管理部の宮野さんです。「創業当初は宮野製餡所としてスタートしました。新発田は城下町ですから和菓子屋さんが多かったんですよ。その後、豆商品を作り、昭和48年にしお豆の製造をスタートしました」。しお豆は完成まで7工程。①原料検査→②豆研ぎ→③潤かし(水に浸す)→④選別→⑤炊き上げ→⑥袋詰め→⑦箱詰め です。発売すると…大人気!飛ぶように売れていきます。そして、他のメーカーからも同じような商品が出るようになりました。「品質改善や供給量、お客様の声など、毎日一生懸命作らないとお客様の期待に応えられませんから、真面目に、美味しさを求めて改良を続けています」。今や、東日本エリアほとんどのスーパーで販売されています。

これです!しお豆。実はパッケージデザインがリニューアルされていたって知ってましたか?

「潤かし」という工程です。気候、気温の変化に応じた水温の微調整が必要なんですよ!

日々、心を込めて作っている職人です。笑顔がステキ!

 

 

次は、直営売店「亜月亭」のお話 >

亜月亭」ではしお豆はもちろん、お豆商品が多数あります。加工食品もたくさん!笹団子をおうちで作る用のあんこ(粒あん、こしあん)も販売しています。そして、第27回全国菓子大博覧会で最高賞である名誉総裁賞受賞の「栗秋楽(くりしゅうらく)」の予約も受付中です。

甘納豆がたくさん!いろいろと試したいところですね。

しお豆もちゃんと整列しています。お隣は「紅鮭巻」です。

しお豆を使った大福もあります!期待にしっかりと応えてくれる確かな味です。

 

砂糖不使用の「しお豆大福」は知っていますか?元・新潟医療福祉大学の渡邉特任准教授監修の「お砂糖なしの大福シリーズ」があるんです。5種類ありますからお店でチェックですね!

いつも笑顔でお出迎え。今日もありがとうございます!

 

 

しお豆は栄養バランスも良く(アミノ酸、食物繊維、鉄分など)、そのまま食べても、具材としても大活躍。「知らなかった!」という人は、まずはお試しください。いつも冷蔵庫にストックしておきたくなりますよ。

 

 

 

株式会社宮野食品工業所
[住所]新発田市中田町3-1297-1
[電話番号]0254-22-3322

 

亜月亭
[営業時間]月~土曜9時~18時、日曜・祝日8時30分~17時30分
[電話番号]0254-26-7745

[定休日]不定休

[駐車場]10台※奥にもあり

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