三カ所目に訪れたのは「へんじんもっこ」

本場ヨーロッパの国際コンテストでも受賞歴のある佐渡発世界基準の手作りハム・ソーセージ工房です。

実際にどんな風にしてソーセージを作っているかを短い時間の中で丁寧に説明してくれました。
参加者の皆さんも熱心に話を聞いているのが印象的でした。

次の料理はもうお分かりですよね。「へんじんもっこ」のソーセージを使った料理がお目見えです!

~2種類のソーセージ 粗挽きサルシッチャと絹挽きソーセージをあわせたクミン香るスープ仕立て~

使用しているソーセージは、何とこの日だけのオリジナル!ハーブ入りのサルシッチャと粗挽きのケーニギン。味わいの違いだけでなく、粗挽き、絹挽きの異なる食感を楽しみました。クミンを使ったスープとの相性を考えて選ばれたのは赤ワイン。

イタリア赤ワイン「ファレスコ ラツィオ シラー」です。なめらかな舌触りで、スパイスも感じられるニュアンス。クミン、ハーブを含んだ後の口の中で優しく一体感を与えてくれる味わいです。ビール、白ワインの後でも飲みやすい一本でした。

途中、トキを育む水田を通り、旅はいよいよ最後の見学場所「佐渡乳業」へ。

新潟県民なら一度は目にしたことがある朱鷺(トキ)をモチーフにしたパッケージの牛乳や佐渡バターを生産している工場で、牛乳の試飲、チーズを試食。

工場併設の直売所「みるく ぽっと」でお土産を選びつつも、今話題のガチャガチャを発見!トキ牛乳のけしごむマスコットがSNSで話題となり、売り切れ続出というウワサですが、ちゃんと佐渡乳業にはありました。

デザートは、黒いちじくをスパイスとシロップに漬けてたっぷりとクリームを詰め込んだタルト

佐渡の黒ダイヤとも呼ばれる小木の名産イチジク「ビオレ・ソリエス」をスパイスと赤ワインで煮たコンポート。添えられたクリームは佐渡乳業のものを使っていて、甘みとスパイスを楽しめるデザートでした。

11時に両津港を出発して終点のRyokan浦島までの約4時間。一人18,360円という参加費でしたが、値段以上に満足のいく旅でした。レストランでのフルコースと佐渡の旅を一度に味わったかのような気分に。高さ約4メートルからの見る佐渡の町並み、自然の風景、どこまでも広がる青空というロケーションも最高でした!

■お問い合わせ
一般社団法人 佐渡観光協会
[電話番号]0259-27-5000
[ホームページ]https://www.visitsado.com/