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【連載:作って見て感じる、佐渡の旅】レストランバスに乗って佐渡の旬を満喫してきました!(PR)

2016年4月、新潟市から運行がスタートした「レストランバス」。その後、全国各地を走り、この10月にまた新潟に戻ってきました。今回は佐渡にレストランバスが上陸!モデルさんと一緒に体験した4時間の旅を完全レポートします!

2階建てオープントップのレストランバス2号車

10月6日(金)~9日(日・祝)の4日間、DAYコース4本、NIGHTコース2本で「佐渡の旬を食する旅」。
私たちは最終日の9日(日・祝)の「佐渡食材のチカラを生かした【deVinco】山本裕介シェフのイタリアンを堪能。」に乗車しました。
「祭り」をテーマに、外観は花火をあしらったデザインのレストランバス2号車で両津港を出発です!

この日は最終日ということもあってか、ほぼ満席。天気にも恵まれて、心地よい快晴が広がっていました。
佐渡の食のルーツに触れながら、島内で活躍するシェフによる特別コースをいただく旅のスタート!

一軒目は「塚本こうじ屋」を見学

両津港を出発して約5分。両津湊にある「塚本こうじ屋 」に。こちらは無添加にこだわり、手作りで味噌を造り続けている糀屋さんです。

すべて佐渡産にこだわる「無添加極上味噌」を仕込んでいる様子など、普段では見ることができない味噌蔵を見学させてもらいました。

短い時間でしたが、100年以上続く蔵の歴史に触れられる貴重な体験。参加したモデルさんたちも興味津々。

バスに戻るといよいよ特別コースがスタート!

味噌蔵を見学を終えてバスに戻ると、いよいよ特別コースの開宴です。まずはビールで乾杯!

一品目は~南蛮海老、アオリイカ、本ズワイ蟹、野菜とカンゾウの花のサラダ なめぜと極上味噌のソース~

さきほど見学した「塚本こうじ屋」の「なめぜ」といわれる佐渡伝統の発酵食品、味噌を使い、さらに佐渡産の魚介、野菜を盛り込んだサラダです。
彩りを添える黄色い花びらは、佐渡のカンゾウの花をドライ加工したもの!この日、はじめてカンゾウの花を食べましたが、少し甘みがあり、味わいにアクセントを与えていました。

この特別コースはすべてペアリングによるもの。一品目に合わせていたのは、イタリアビールの「バラデン イザック」。フルーティーで苦みもなく、とてもさっぱりした味わいで、濃厚なサラダとも抜群の相性!

deVinco(デビンコ)のシェフ・山本さんによる解説

佐渡市新穂にお店を構える、「deVinco(デビンコ)」のシェフ・山本さんが一品ごとに解説してくれるというサービスも!
普段、なかなかレストランでも味わうことができない貴重な体験。これもレストランバスの醍醐味(だいごみ)です。

ワインの説明はdeVinco(デビンコ)のオーナー・渡辺さん

さらに、ペアリングのお酒の説明を「deVinco(デビンコ)」オーナーの渡辺さんがしてくれました。こうしたおもてなしに、乗り合わせている参加者同士の会話が生まれ、車内は少しずつ盛り上がっていきます。

次は片野尾にある漁港に到着

次は島内の中でも最後の野生朱鷺(トキ)が生息していた自然豊かな片野尾にある漁港に到着。

現役漁師のお話を聞くだけでなく、こちらでは参加者の歓声があがるサプライズも!

とれたてのノドグロが登場!

佐渡でとれる魚の話を交えながら、新鮮なノドグロの試食をいただく贅沢。こんな厚切りを刺し身で食べたのは初めて!見てください。この大きさ!身がしっかりしていて、甘みのある味わい。モデルのお二人もこの笑顔です。

バスのキッチンではシェフが仕上げに

それぞれの会場で見学しているときにシェフはできたてを提供すべく、手際よく料理を仕上げていきます。

バスの中とは思えないほど本格的なキッチン。すべて電気を使用する調理器具で統一されていて、オーブントースターや電子レンジ、冷凍冷蔵庫も完備されています。

二品目は~のどぐろを煮込んだトマトソースと自家菜園バジルソース ソースの絡む、らせん状のパスタ フジッローネ~

個人的にはこれが一番のヒットでした。さきほど試食したノドグロを贅沢に使ったパスタです。力強い魚介の味わいとトマトソース、そしてバジルソースが絶妙に調和。ボリューム以上の満足度で、全体のバランスも秀逸でした。

合わせるのはイタリア白ワイン「ファレスコ ラツィオ シャルドネ」。トマトソース、魚介にもマッチする一本です。

料理、お酒はもちろん、景色もごちそう!

おいしい料理に自然と会話が弾み、お酒もどんどん進みます。そして、佐渡の山海に囲まれた自然の中を走り抜けていく爽快感。オープントップの開放的な雰囲気で、自然と一体になりながら景色を見られるのもレストランバスならでは。

ワインを片手に海沿いをドライブなんて、夢のようなひとときに、自然と笑顔が生まれます。

次のページでは、あのハム・ソーセージ工房に! >

三カ所目に訪れたのは「へんじんもっこ」

本場ヨーロッパの国際コンテストでも受賞歴のある佐渡発世界基準の手作りハム・ソーセージ工房です。

実際にどんな風にしてソーセージを作っているかを短い時間の中で丁寧に説明してくれました。
参加者の皆さんも熱心に話を聞いているのが印象的でした。

次の料理はもうお分かりですよね。「へんじんもっこ」のソーセージを使った料理がお目見えです!

~2種類のソーセージ 粗挽きサルシッチャと絹挽きソーセージをあわせたクミン香るスープ仕立て~

使用しているソーセージは、何とこの日だけのオリジナル!ハーブ入りのサルシッチャと粗挽きのケーニギン。味わいの違いだけでなく、粗挽き、絹挽きの異なる食感を楽しみました。クミンを使ったスープとの相性を考えて選ばれたのは赤ワイン。

イタリア赤ワイン「ファレスコ ラツィオ シラー」です。なめらかな舌触りで、スパイスも感じられるニュアンス。クミン、ハーブを含んだ後の口の中で優しく一体感を与えてくれる味わいです。ビール、白ワインの後でも飲みやすい一本でした。

途中、トキを育む水田を通り、旅はいよいよ最後の見学場所「佐渡乳業」へ。

新潟県民なら一度は目にしたことがある朱鷺(トキ)をモチーフにしたパッケージの牛乳や佐渡バターを生産している工場で、牛乳の試飲、チーズを試食。

工場併設の直売所「みるく ぽっと」でお土産を選びつつも、今話題のガチャガチャを発見!トキ牛乳のけしごむマスコットがSNSで話題となり、売り切れ続出というウワサですが、ちゃんと佐渡乳業にはありました。

デザートは、黒いちじくをスパイスとシロップに漬けてたっぷりとクリームを詰め込んだタルト

佐渡の黒ダイヤとも呼ばれる小木の名産イチジク「ビオレ・ソリエス」をスパイスと赤ワインで煮たコンポート。添えられたクリームは佐渡乳業のものを使っていて、甘みとスパイスを楽しめるデザートでした。

11時に両津港を出発して終点のRyokan浦島までの約4時間。一人18,360円という参加費でしたが、値段以上に満足のいく旅でした。レストランでのフルコースと佐渡の旅を一度に味わったかのような気分に。高さ約4メートルからの見る佐渡の町並み、自然の風景、どこまでも広がる青空というロケーションも最高でした!

■お問い合わせ
一般社団法人 佐渡観光協会
[電話番号]0259-27-5000
[ホームページ]https://www.visitsado.com/

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