いよいよ決戦の時来たる!目指すは勝者の証“4キロ”超え

今代司酒造から峰村醸造に戻ってきた頃、時計の針は13時にさしかかっていました。「味噌盛り」の行列はピーク時の3分の1ほどに短くなっており、待ち時間はおおよそ20分~30分。そろそろ頃合いと見て列に並びます!

列に並んでいる間はひたすら「盛り方」のシミュレーションです。しゃもじを使って1回で掬える味噌をおおよそ200グラムとすると、4キロ盛るには20ストローク(盛り)を要します。制限時間が30秒ですから、1ストローク(盛り)を1.5秒という高スピードで反復する必要があるのです。とにかく素早く、そして積み上げ方は縦に高く!これで4キロは達成できるはず!

4キロを達成すればショッキングピンクのトートバッグがもらえます。それだけ4キロの壁は高いのでしょうね。不安になってきました…!

参加料500円の支払いは味噌盛りの直前で済ませます。その後右手にビニールの手袋をはめ、左手にはビニール袋を覆ったカップを持ちます。ちなみに、制限時間が終わるまではこのカップを覆ったビニールを上げてはいけません。準備が整ったら静かに味噌コンテナの前にセットアップしスタートの合図を待ちます。そしてついにスタートの時!!!

一心不乱に味噌を盛ります!盛った味噌の形を整えるのに案外手間を取られます!これは想定外!あ、盛った味噌がモロモロ崩れてきた(笑)!………などとやっているうちにあっという間に「終了~!」の声。全然だめでした~!

盛り終えたらスタッフの方に軽量と袋詰めをしてもらいます。私の結果は………

2.65キロ(笑)!目標の3分の2ほどしか盛れませんでした…。上手に盛る方はどんな風にやっているのでしょうかね~!

でも、こうして持ってみるとかなりの重さ!実家の母や親戚のおばさんに分けてあげようと思います!

味噌盛りの目標は達成できませんでしたが、今回のイベントで味噌、糀、酒をこれまでよりずっと身近に感じることができるようになりました。新潟が他県に、世界に誇れるこうした発酵食品の可能性がもっともっと広がってくれればと思います!

 

 

【発酵・大醸し祭り】

会場/峰村醸造、今代司酒造

日時/2018年4月15日(土)、4月16日(日)