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祝7周年! RYUTistが夢のステージで満員のファンと“ラリリレル♪”

「大好きよ この街 あなたがいる わたしがいる

手と手を ぎゅっ つないで みんなでがんばろ!」

 

 新潟にお住まいの方であれば、思わず一緒に口ずさんでしまう新潟ろうきんのCMソング。この曲でおなじみのアイドルグループ・RYUTist(りゅーてぃすと)は、新潟市を表す「柳都(りゅうと)」に、「アーティスト」を加え、「新潟のアーティスト」という意味を込めて名付けられた、新潟生まれ新潟育ちの4人組。2011年5月に結成され、メンバーチェンジを経ながら、16年4月から現在の体制で活動をしています。

 

 そんなRYUTistが今年5月に結成7周年を迎え、8月18日にそれを記念した自身最大規模となるNIIGATA LOTSでのワンマンライブを開催。ここでは、その模様をお届けします。

 

 

 「ずっと憧れていたステージです」とメンバーが語っていた今回の会場、NIIGATA LOTS。到着してまず目に付くのが、RYUTistの作詞・作曲を担当しているクリエーター陣やPENGUIN DISCのレーベルメイト・ハコイリ♡ムスメ、RYUTistがタイアップを務める企業などから贈られた、たくさんのお花。さらに入り口をくぐると、「株式会社 川内自動車」のCMに出演をしているみくちゃん(横山実郁)さんの宇宙人姿の等身大パネルがお出迎え。開場後も開演ギリギリまで一緒に記念写真を撮るために多くのファンがロビーに集まっていました。

 

 

 開演10分前、会場に入ると、彼女たちを祝うために集結したあふれるほどのファンの姿が。この日は「秋めいてきたかな?」と感じるほど、少し肌寒かったのですが、会場内は開演前から熱気と高揚感に包まれていました。

 

いよいよライブスタート!(次のページへ)

 

 開演時間になり暗転すると、ステージ上のスクリーンにRYUTistの7年間の軌跡をたどる映像が流れ、フロアからは大きな歓声が上がります。続いて、水色のギンガムチェックがキュートな衣装に身を包んだメンバー4人が登場。緊張や不安、興奮が入り交じった複雑な表情の彼女たちに、会場から温かい拍手と「ありがとう!」という感謝の言葉が送られます。

 

 

のんのさん(左)、ともちぃさん(右)

むうたんさん

 

 そして、ライブは5月に発売された最新シングルの表題曲「青空シグナル」でスタート。爽やかなサウンドに透明感のある歌声がぴったりな楽曲を、キラキラ輝く笑顔とキレキレのダンスで届けます。それに応えるようにファンも力強い拍手を送り、会場の盛り上がりは1曲目から最高潮。RYUTistが活動拠点を置く、新潟市の歴史ある中心街である古町が舞台になっている楽曲「夢見る花小路」を披露すると、リーダー・のんの(佐藤乃々子)さんが「みなさん、こんにちは! わたしたちは~」と声をかけ、全員で「キミに魔法をラリリレル 柳都のキュートな~ RYUTistです」とおなじみの自己紹介。割れんばかりの大きな拍手が会場に響きます。

 

 

 

ともちぃ(宇野友恵)さん「みくちゃん、歌詞間違えたでしょ?(笑)」

みくちゃんさん「緊張して歌うの忘れちゃった!」

というやりとりにはメンバーからもファンからも温かい笑いが起こり、場が和みました。

 

あいさつを終えると、「海岸ROADでオトナッTunes!」「日曜日のサマートレイン」と爽やかなサマーチューンを2曲続けて全力で披露。ファンのいつも以上に気合の入ったコールも入り、会場が一体となりました。

 

 

 

あの人も登場!? タイアップソングを続々披露!(次のページへ)

 

むうたん(五十嵐夢羽)さん「リハーサルの時には会場がすごく広く感じたのに、こんなにたくさん集まっていただいて、本当にありがとうございます」

ともちぃさん「みなさん、暑いですよね? お水飲みながら楽しんでくださいね」

 

とファンを気遣い、次のコーナーへ。タイアップコーナーと題し、RYUTistと交流のある新潟のゆるキャラ「ササダンゴン」、「えちゴン」、「レルヒさん」、北海道・西興部村の“ゆるくないキャラ”「コッパーさん」に加え、のんのさんとむうたんさんが講師を務める新潟アーティストスクールの生徒たちがステージに登場。RYUTistが出演する、新潟ろうきんのCMソング「フレ! フレ! フレ!」を一緒に盛り上げます。

 

 

 

 ゆるキャラや新潟アーティストスクール生が退場すると、続いて、ラジオCMを担当している新潟県産牛乳(北陸酪連)のPRをばっちりと決め、タイアップソング「ミルクデイ」を披露。ゆったりとしたサウンドにファンも心地よく体を揺らしていました。

 

 その後、ライブでは初披露となった新潟県赤十字血液センターのタイアップソング「未来はプリズム」を歌唱。おもちゃ箱のようなキラキラしたサウンドと未来への希望に満ちた歌詞に会場は大盛り上がり。

 

みくちゃんさん

 

 

 曲終わりには、この日に披露されたタイアップソング3曲を作曲したカンケさんを紹介する一場面もありました。

 

 

 タイアップコーナーが終わると、ここからは本編ラストスパート。心弾むサマーチューン「夏の魔法」を髪がぐしゃぐしゃになるのも気にせず全力でパフォーマンスしたかと思えば、高音のハーモニーが美しいミドルナンバー「涙のイエスタデイ」を切なげな表情で歌い上げ、その多彩な表現力でファンを魅了。「私たちの思いを歌っている曲です」(のんの)と代表曲「Zero and Perfect Moon~変わらない想い~」を披露し、ライブ本編を締めくくりました。

 

7周年ライブはまだまだ終わらない!! (次のページへ) 

 

 鳴り止まないファンの熱烈なアンコールに応え、再登場した4人は山口県出身のシンガーソングライター・MIKKOさんが書き下ろした新曲「瞬間のメロディー」を新潟アーティストスクールの生徒と一緒に披露。かけ声がキュートなポップソングを笑顔で届けました。

 

 

 

 続けて、「Blue」「無重力ファンタジア」「Beat Goes On! ~約束の場所~」を連続で歌唱。感極まったメンバーが涙をこらえながら歌う姿も見られました。

 

 

 

みくちゃんさん「本当に私は何もできなくて、メンバーに迷惑をかけてばっかりで、今日もライブの初っぱなから歌うのを忘れたりとか、ダメダメなみくですが、メンバーとこれからも頑張っていくので、これからもよろしくお願いします」

 

ともちぃさん「世界にたくさんのアイドルさんやアーティストさんがいる中で、今日RYUTistを選んでくださって、ありがとうございます。RYUTistは本当にいい曲ばかりです。皆さんと出会わせてくれた大切な曲たちにこれからも向き合って、心を込めて歌っていきたいと思います」

 

むうたんさん「私は小学校5年生からRYUTistで、ありきたりな言葉になっちゃうけど、RYUTistが私の青春です。皆さんに『むうたん!』って呼んでもらえるのが、アイドルになれて本当に良かったと感じる瞬間です。これからもRYUTistについてきてください」

 

 

のんのさん「以前から変わらず、私の宝物はファンの皆さんです。活動を続けてきて、メンバーやメンバーの家族、関係者の方など、私の宝物がどんどん増えていることを実感しています。それと同時に、その宝物がなくなっちゃうんじゃないかなという不安もあります。これからも宝物を守っていけるように、私が成長しないといけないですし、RYUTistが次のステージに行かなくちゃいけないなと思います。今日のライブのために、メンバーとたくさん話し合いをして、RYUTistがこのメンバーで良かったと心から思いました。これからもこの宝物たちと前を向いて進んでいきたいと思います」

 

 

 ライブが最終盤に差し掛かったところで、それぞれの素直な気持ちと感謝の思いを言葉にした4人。リーダー・のんのさんの優しく力強いメッセージに、メンバーの目からは涙があふれていました。

 

 会場が温かい空気に包まれたところで、ライブの定番曲「口笛吹いて」を披露。思いが込もったパフォーマンスに大きな拍手が送られます。

 

 

 

 

 いよいよ最後の曲を歌おうとした4人の元に、えちゴンと彼女たちが所属するPENGUIN DISCのレーベルオーナー・南波一海さんがサプライズで登場。11月下旬にシングルをリリースすることを発表し、4人とファンは歓声を上げました。しかし、発表はそれだけにとどまらず、「今日のライブを見ていたら、メンバーのことも、お客さんのことも、もっと信じていいのかなって思った。ということで、冬あたりに東京の今までで一番大きい会場でライブをしましょう!」とさらなるビッグサプライズを明言。これにはメンバーも飛びはねて喜び、会場はさらに幸福感に包まれました。

 

 

 そして、最後はライブに欠かせない楽曲「ラリリレル」を歌い踊ったRYUTist。ライブでの再会を約束するような歌詞がRYUTistとファンの絆をより深めました。

 

 

 最後は、おなじみになっている魔法の合言葉「ラリリレル ばっははーい」をファンと一緒に唱え、7周年の記念ライブを大成功に収めたRYUTist。最初から最後まで、キラキラの笑顔で汗を流しながら全力のパフォーマンスを届けたまぶしい姿が目に焼き付き、もっともっとRYUTistを好きになった一日となりました。

 

 ずっと憧れていた夢のステージ・NIIGATA LOTSでのライブをかなえた彼女たちの次のステージをこれからも一緒に応援していきましょう! フレ! フレ! フレッ!

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