■豪華クリエーター陣が勢ぞろい! 新曲「黄昏のダイアリー」の魅力とは?

 

 NIIGATA LOTSのライブでPENGUIN DISCのレーベルオーナー・南波一海さんから発表されたニューシングルのリリース。それが形になった「黄昏のダイアリー」は気鋭のアーティストが提供した楽曲を、ますます表現力に磨きがかかっているRYUTistが丁寧に歌いあげる名曲ぞろい。ミュージックビデオ(以下MV)が公開されて以来、ファンのみならず注目を集めています。

 

 表題曲の「黄昏のダイアリー」の作詞には「青空シグナル」に続き、清浦夏実さん(TWEEDEES)作編曲には沖井礼二さん(TWEEDEES)北川勝利さん(ROUND TABLE )を迎えています。ピアノやストリングスの音が華やかで、RYUTistの持つ透明感が引き出されたすてきな楽曲は今の彼女たちのムードにぴったりだそう。

 

 

ともちぃさん「最初にいただいたのはメロディーだけだったんですけど、すごくいい曲だなあって思わず泣いちゃいました

 

むうたんさんRYUTistっぽい部分と、ちょっと大人っぽい部分があって、この曲にどういう歌詞が付いてどんな表現ができるのかなっていうのが楽しみになりましたね」

 

 

のんのさん「歌詞をいただいて『大人になりきれない 子どもじゃいられない』っていう2行に本当に共感しました。日頃から思っていたことなので、自分の気持ちと照らし合わせて、歌で表現できるのがいいなと思いました」

 

みくちゃんさん「歌詞に出てくる『放課後』や『バス停』っていう言葉から、学生の青春をイメージしました。自分と重なるところがたくさんあったので日々の生活とリンクさせながら歌いました。レコーディングの時もすごく気持ちを入れやすかったです。レコーディング前はメンバーで優しくきれいな声でそろえる練習をしてたんですが、ディレクションをしてくださった沖井さんと北川さんが、少し強く決意をぶつける感じっていうアドバイスをくださって、今思ってる自分の気持ちを最大限に出そうと思って気持ちを乗せるように歌いました」

 

ともちぃさん「歌詞が今のRYUTistに本当にぴったりで、特に後半の盛り上がりがいつもやばいんです。ライブやリリースイベントで歌わせていただいたんですけど、毎回『もっと変わりたいよ』の部分で泣きそうになるんですよ。ライブの時に泣いているファンの方もいらっしゃって。本当にすてきな曲をいただいたなと感じています」

 

 また、カップリングにはayU tokiOとしても活動を行なう猪爪東風さん(いのつめあゆ)が作詞作曲を担当した「心配性」を収録。次世代のポップマスターとして注目されている彼がRYUTistに贈ったのは、独特のワードセンスから生まれるフレーズが耳に残る、優しい雰囲気の楽曲です。

 

ともちぃさん「最初ギターだけの弾き語りのデモが送られてきて、これを自分たちがやるのかなと完成形があまり想像できませんでした。レコーディングの当日にいろいろな楽器の音色が入ったオケの音源を聴いて、『こんなにキラキラした曲になるんだ!』と思って(笑)」

 

 

みくちゃんさん「東京編のライブを猪爪さんが見に来てくださって、そこで初めてお会いして、『本当にすごくよかったです。今度ayU tokiOバンドの生演奏でぜひ歌ってほしい』って提案してくださったので絶対に実現したいです」

 

 そして、同じくカップリングに収録されている「a birthday song」作詞を飯泉裕子さん、作編曲を佐藤清喜さん(いずれもmicrostar)が担当しています。ライブで盛り上がりそうなポップなサウンドで本作を明るく締めくくっています。

 

のんのさん『RYUTistのバースデーソングが欲しい』って前にインタビューさんで話した時に、『あ~、難しいだろうな。もうちょっとできそうなこと言えばよかったな』って少し後悔してたんです。でも、今回こんなにすてきな曲を作っていただけて、私たちRYUTistのバースデーソングになったことがすごくうれしいです」

 

みくちゃんさん「メンバーやスタッフさんのお誕生日にどんどん歌っていきたいですね」

 

 また、今回のシングルに収録されている「黄昏のダイアリー」「心配性」のMVは現在YouTubeで公開中。どちらもRYUTistのメンバーの素顔が垣間見える、ほっこりと心温まるすてきな映像です。

 

 

みくちゃんさん「今までの作品ではカメラに向かって表情をつけたりしていたんですけど、今回のシングルのジャケットとMVは、メンバーの素の感じっていうのがテーマだったんです。実は、MVはもうちょっと演技してたんですよ。でも、監督の南波さんが『自然な表情の方がよかったからそこをたくさん使ったよ』って言ってくださって。だら~っとしてたり、メンバーで遊んでたりするシーンがたくさん使われていましたね。私たちが撮られてるって思っていないところが使われたりしたので、本当に素の表情が詰まっています

 

 

むうたんさん「『心配性』のミュージックビデオの中のサプライズは、11月がお誕生日ののんのとみくちゃんには内緒で、ともちぃとスタッフさんと計画したんです」

 

みくちゃんさん「私とのんのは、『お鍋を作る係ね』って言われたので、一生懸命お鍋を作ってました(笑)。で、みんなで食べるってなった時に、2人ずつに分かれて撮影しますって言われて。のんのと一緒に食べていたら、いきなり『ハッピーバースデー』って2人が出てきて、びっくりしました。ケーキを買いに行ってることも全然分からなかったし。『え?いつ準備してたの?』みたいな。本当に驚きました」

 

 

のんのさん「むうたんからのお手紙で、思わず泣いちゃいましたね。8年一緒にいたのに、ちゃんとお手紙をもらったことがなかったので、ずっと一緒にいるむうたんからのお手紙ってだけでぐっときたんですが、内容でこらえきれませんでした。ずっと見てくれていたんだなって

 

ともちぃさん「とりあえず2人を泣かせようと思って準備していたので大成功でしたね。泣かせることが私たちの使命だったんです(笑)。2人で文章を書いて、『これで泣けるかな?』ってお手紙を読み合って泣いてましたね

 

むうたんさん『これ絶対泣くね、最高にいいお手紙が書けたね』って、2人で話してました(笑)」

 

 

ともちぃさん「でも、それをまさか自分がみんなの前で読むとは思ってなくて、みくちゃんだけに読まれると思っていたので、すごく恥ずかしかったです…(笑)」

 

のんのさん「確かにお手紙読むの恥ずかしいよね、頑張ったね。できあがったMVを見たらすごくいい雰囲気で、温かい感じが伝わってきました。私はむうたんがミカンでシャンデリア作ったところがすごいお気に入り」

 

 

むうたんさん「友達から教えてもらったんです。休憩時間にみんなでミカンを食べていて『ミカンでシャンデリア作れるんだよ~』って遊んでいるときだったので、まさか使われるとは思っていませんでした(笑)」

 

■RYUTistの「今」と「これから」