「今」、そして「おかしなこと」がテーマだという最新アルバム「るつぼ」は、重々しい内容に思えてしまいますが、収録曲はすべて、聴く人の気持ちに寄り添うように優しく響きます。特に締めくくりの曲「孤独を歩こう」は、明るい曲調で、これから始まる新しい時代への希望が感じられます。

 

 

 「孤独というと、マイナスのイメージがありますけど、逆に孤独だと他人の目を気にしなくていい自由や周囲にわずらわされない安心感もあると思うんです。それで取り戻した自分自身として、この曲を聴いた皆さんが今よりもっと前進してくださるように願っています

 

 聴いた人たちの気持ちを新しい時代に向かって、より前向きにしてくれそうな最新アルバムの曲を、中村さんは新潟でのライブで歌ってくれます。このライブは、中村さんが2009年から断続的に続けている「阿漕(あこぎ)な旅」の2018~19年版で、アコースティックギター(アコギ)にかけて、中村さんが1人でステージに登場し、弾き語りで歌います。

 

 

 「今回のツアーには『ひとりかるたとり』と副題をつけました。というと、私が自分で読み札を読んで、自分で札を取るみたいですけど、そうではなくて、会場にいらっしゃる皆さんがそれぞれに、私の歌を読み札にして、全部の札を持って帰っていただける。そんなライブにできたらと考えています」

 

◆公演情報

「中村 中アコースティックツアー 阿漕な旅2018~2019 ひとりかるたとり」

【会場】ジョイア・ミーア  

【日時】2月9日(土)開催 

【料金】5,000円(全席自由・ドリンク代別)

【備考】チケット/発売中

【お問い合わせ】FOB新潟 ☎025-229-5000