■むうたんは、頭脳派でしっかりもの!?
――10歳からRYUTistに所属していて、ダンスリーダーとしても活躍している夢羽さんですが、春から専門学校に行っているんですよね。
むうたん「毎日歌ったり、楽譜を読んだりしています。毎時間ほぼ音楽の授業で、たまにダンスの授業もあります。いろんなジャンルの音楽を好きな子が集まっているので、メンバー内でいたら分からないなっていう新しい世界も知ることができていると思います。今はまだできないんですけど、楽譜を読めるようになりたいですね」
――夢羽さんのパワーアップがRYUTistのパワーアップにつながりますね。メンバーの皆さんから見て、夢羽さんはどんな存在ですか?
ともちぃ「むうたんはずっと私の右側にいて、すごく安心するんですよ。一緒にコーラスの練習をしたりしている時も、『ここ、こうじゃない?』って私が気付かないところにも気付いてくれて、とても助かっています」
のんの「むうたんは勉強じゃないところの頭がすごくいいなって思いますね。ライブ中も、スタッフさんから急に変更の合図をされることがあるんですよ。私は、『あれ、どういう意味なんだろう』って思ったりするんですけど(笑)。むうたんはすぐに理解して、柔軟に対応してくれたりして」
ともちぃ「頭の回転速いよね」
のんの「私が前、次の曲が分からなくなったときも、暗転した瞬間に『むうたん、次なんの曲だっけ!』って聞いたら、食い気味に教えてくれて(笑)。それがかっこよすぎて! 私は、もうむうたんについていこうって思いましたね。切り返しが早くて、本当に頭がいいんだなって日々感じていますね、勉強じゃないところで」
むうたん「それ強調しなくていいよ!(笑)」
みくちゃん「歳が近いということもあって、普段は一緒にわちゃわちゃ遊んでいるんですけど、ステージに立つと頼もしいなって実感します。私がMCで自由奔放に好きなことをしゃべっても、それをキチンと終わりにきれいにもっていってくれるのは、夢羽さんです。歳は近いですけど、アイドルとして、ステージに立つ人としての経験や力がすごくあるなあって感じます」
むうたん「でも、勉強はできないんですけど(笑)」
松木さん「対応力、本当にすごいよね。この前もステージで急遽変更しないといけないことがあって、私たちスタッフも裏でバタバタしていたくらいなのに、すんなりサッと対応してくれて、『プロだなあ、すごいなあ』って袖から見ていましたね」
ともちぃ「わたし全然気付かなかった(笑)」
――レコーディングの時も、その場でコロコロ変化する指示に柔軟に対応していて、すごいと思いました。あんまり緊張しませんか?
むうたん「緊張は毎回します。本番前は『どうしよう、どうしよう』って本当に息が荒くなっちゃう」
ともちぃ「泣くよね、いっつも」
むうたん「でも、ステージに上がると割と緊張なくなりますね」
みくちゃん「スイッチが入るんだと思います。でも、前より『どうしよう』って言わなくなったよね?」
むうたん「以前、『どうしようってステージであんまり言わない方がいいよ』ってファンの方に指摘してもらったことがあって。私の口癖だったんですよ。でも、それから言うのやめようって思って、意識するようになったかもしれませんね」
みくちゃん「なんか上から目線みたいになっちゃうけど、私が入った当初より仕切るのが上手になったと思います。夢羽さんがダンスリーダーになってから、一人一人見てくれているし、『変わったところ、こうだよ』とかライブ前に確認してくれたりして。『どうしよう』って不安になるというよりは、メンバーのためにダンスリーダーとして、仕事をしてくれている部分があるんだと思います」
むうたん「なんで私がダンスリーダーなんだろう、って最初は思っていたんです。ダンス苦手だし。でも、リーダーだから、RYUTistのダンスは私がまとめなきゃいけないんだなって思って。そこからはダンスのことは分かるようにならなくちゃって思って、ダンスに集中するようになりましたね。こんなに褒められるのに慣れてないから、どう反応したらいいか分からないです(笑)」
松木さん「たくさんの人に愛されて、幸せな人生を送るんだろうなって」(次のページへ)