伊吹有喜の小説を映画化した「ミッドナイト・バス」の新潟完成披露試写会がありました。地元新潟のアイドルグループNGT48の長谷川玲奈さんも今作に出演。主人公の娘(葵わかなさん)の友達を演じています。

「(葵わかなさんに)質問をたくさんさせていただいて、私的にはアドバイス通り演技ができたと思っています」とおっしゃってました。ちなみに劇中には歌い慣れた万代シテイでのライブシーンも登場するそうです。

 

 

登壇したキャスト陣の中でもひと際ダンディーな雰囲気を醸し出していた長塚京三さんは主人公の義理の父親役で出演。

「実はね、新潟には縁がありましてね」と明かし、「『(娘役は)どの方がおやりになるの?』って聞いたら山本未來さんということで『あっ、いいんじゃないかな』って。血の関係がなんとなく分かる」と今回の配役についての感想を述べました。

 

 

舞台あいさつの途中、劇中で重要な役割を果たすシバイヌのわんちゃんも登場。

このわんちゃんのお名前が“おいで”。原田さんの「おいで!」の掛け声で登場してくれました。

「(おいでは)本当にすばらしい役者さんで。存在感がすごかったです。『来てっ』というときに来てくれなくて、難しいときもありましたけど(笑)」

 

 

最後に今作のメガホンを取った竹下監督からの一言。

「皆さんには普段なじんだ新潟の風景を背景に、ここにいるステキな俳優さんたちが演じる映画です。いろいろな感想を持っていただけると思います」と締めくくりました。

 

 

 

直木賞候補にもなった伊吹有喜の小説を映画化した「ミッドナイト・バス」は、バラバラになっていた家族の再出発が描かれた人間ドラマ。

来年1月20日(土)から新潟で先行上映。1週間後の27日(土)から全国公開です。