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「(NHKディレクソンという企画は)知らなかったです。地方発信のドラマに出演したことがありますが、どういうものをやるか、今回のような企画というのは初めてでした。実際脚本を読ませていただいて、相当飛んでるなって思いましたね(笑)。同時に企画の段階から、(話し合いの参加者が)ああでもない、こうでもないという場面も撮って構成すると聞いていたので、それなら面白いかもって思いました」(嶋田さん)

 

「私も知らなかったです。今回たまたまドラマ仕立てということで、私たちに声が掛かったんだと思うんですけど、『独立国 新潟』じゃなかった可能性もあったわけですよね。私の祖父母が長岡に住んでいるので、愛着がある土地でこういう企画に参加させてもらえることにすごく縁を感じています」(渡辺さん)

 

 

渡辺さんは、ひょんなことから「独立国 新潟」の国王になる枝豆農家、嶋田さんは元副知事で新潟に愛着を持ちながら、自己保身のために独立を阻止しよう画策します。2人とも事前に役作りをあまりせず、現場でどんどんアイデアを出しながら撮影を進めたと言います。

 

「台本はすごく面白かったですけど、無理に役を作ろうとせず現場でお互い思ったようプレゼンしあって、そして最後に監督へつなげていくみたいな感じですね」(渡辺さん)

 

「そういう方が面白いんです。『こっちの方があってるかも』とか『こっちの方が面白いよね』って頭で作った設計図通りじゃないところが面白いんです。そういう意味でいい作品になりますよ」(嶋田さん)

 

「お互いぶつけあって化学反応が起きて、それによってすごく作用されている部分もあります。嶋田さんがこう来るなら自分は次に何か返したいなと思ったり。本当に面白いですね」(渡辺大さん)

 

 

渡辺大「新潟の血」を感じる