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12/8新潟先行放送! 「NHKディレクソン」渡辺大さん、嶋田久作さんにインタビュー!!

(C)NHK

 

「NHKディレクソン」ってご存じですか?NHKのホームページによると、「参加者が全員ディレクターになって、NHKのコンテンツやサービスのアイデアを出し合い、創り上げる新感覚参加型エンタメ空間」とのこと。なんだかわかるような、わからないような……。

 

 今年、渋谷で第1回のディスカッションが行われ大盛況。この地方では初となる第2回ディスカッションが、10月某日、新潟市で行われました。いくつかの班に分けられた参加者はさまざまな企画を提案。ディスカッション&話し合いで班の代表意見を決め、いかに自分たちの班の意見が魅力的であるかを、審査員にプレゼンします(月刊新潟Komachi編集長の間瀬も審査員として参加)。

(C)NHK

 

その結果、今回は「新潟 独立」をテーマにしたドラマ仕立ての番組案が選ばれました。11月中旬、雨も降りしきる新潟市歴史博物館みなとぴあで、この番組のロケが行われました。出演者である、渡辺大さん、嶋田久作さんが圧倒的な存在感で撮影を引っ張っています。撮影の合間、お二人にお話を伺いました。

 

渡辺大さん・嶋田久作さんインタビューへ

(C)NHK

 

「(NHKディレクソンという企画は)知らなかったです。地方発信のドラマに出演したことがありますが、どういうものをやるか、今回のような企画というのは初めてでした。実際脚本を読ませていただいて、相当飛んでるなって思いましたね(笑)。同時に企画の段階から、(話し合いの参加者が)ああでもない、こうでもないという場面も撮って構成すると聞いていたので、それなら面白いかもって思いました」(嶋田さん)

 

「私も知らなかったです。今回たまたまドラマ仕立てということで、私たちに声が掛かったんだと思うんですけど、『独立国 新潟』じゃなかった可能性もあったわけですよね。私の祖父母が長岡に住んでいるので、愛着がある土地でこういう企画に参加させてもらえることにすごく縁を感じています」(渡辺さん)

 

 

渡辺さんは、ひょんなことから「独立国 新潟」の国王になる枝豆農家、嶋田さんは元副知事で新潟に愛着を持ちながら、自己保身のために独立を阻止しよう画策します。2人とも事前に役作りをあまりせず、現場でどんどんアイデアを出しながら撮影を進めたと言います。

 

「台本はすごく面白かったですけど、無理に役を作ろうとせず現場でお互い思ったようプレゼンしあって、そして最後に監督へつなげていくみたいな感じですね」(渡辺さん)

 

「そういう方が面白いんです。『こっちの方があってるかも』とか『こっちの方が面白いよね』って頭で作った設計図通りじゃないところが面白いんです。そういう意味でいい作品になりますよ」(嶋田さん)

 

「お互いぶつけあって化学反応が起きて、それによってすごく作用されている部分もあります。嶋田さんがこう来るなら自分は次に何か返したいなと思ったり。本当に面白いですね」(渡辺大さん)

 

 

渡辺大「新潟の血」を感じる

新潟熱の高いドラマに出演することで新潟にも詳しくなったというお二人。なかでも渡辺さんは、自身に流れる「新潟の血」を感じてロケに臨んでいたといいます。

 

「東京生まれですけど『新潟の血』も流れている。なので(新潟を)背負ってるなって感じていました。作品自体は面白く作っているんだけれど、最終的には新潟の良さを伝達する人になりたいなって。そこまで出来るパワーが自分にあるかどうかどうかわからないし、微力かもしれないけれど、(新潟の良さを)他の県の人たちにも知ってもらえるきっかけになればと思っています。新潟の皆さんには、『こういうことあるある』と、共感してもらえたらうれしいですね。そして新潟の素晴らしさを、深く再発見していただけたらと思います」(渡辺さん)

 

「新しい企画の(地方)第1弾っていうことで、少しプレッシャーを感じながら背筋をピシッとなりますね。うまくいくといいなぁ(笑)。新潟の人たちだけでなく、全国の人たちに『新潟ってこういうところなんだ』と楽しんでいただけたらうれしいです」(嶋田さん)

放送は12月24日(日)21時~21時43分 NHK BS1で予定。新潟県内では、これに先駆けて、12月8日(金)19時30分~20時13分 NHK総合で放送される。

一体どんな出来上がりになるのか、今から待ち遠しい!

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