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NGT48メンバーが語る 新曲のこと。2017年のこと。2018年のこと。(前編)

国内5組目のAKB48姉妹グループとして2015年に誕生以来、地域に根差した活動を続けているNGT48。今回そのメンバーの中から、菅原りこさん、宮島亜弥さん、高倉萌香さん、長谷川玲奈さん、中村歩加さんにインタビューを敢行。2回にわたってご紹介します。前編の今回は、12月にリリースした新曲のこと、そして2017年の思い出を語ってもらいました。

-12月6日にセカンドシングル「世界はどこまで青空なのか?」をリリースされました。昨年の「AKB48選抜総選挙」で5位と大躍進した荻野由佳さんがセンターを務めているこのタイトル曲について教えて下さい。

高倉「今回は、由佳ちゃんが初センター。ずっと(アイドルという)夢を追いかけてきた由佳ちゃんの思いがぎっしりと詰まっています。今頑張っている人たちに、勇気や希望を与えられて、背中を押せる曲だと思います」

 

菅原「すごくテンポがよくて、一回聴いただけで頭の中にすっと入ってきます。由佳ちゃんは、NGT48に合格する前もいろんなオーディションをいっぱい受けて、すごい努力をしてきて。アイドルになるためにこんなにも一生懸命頑張って、今アイドルという夢を実現している。ミュージックビデオMVからもそんな姿が見られるので、私の心にもほんとに突き刺さりました。『私もがんばろ~!』って思いました(笑)」

 

宮島「『青春時計』もそうだったんですけど、この曲もイントロがないんです。いきなり歌から始まりますし、曲の構成も普通の曲とは少し違うちょっと変わった曲調になっていて。でもそこがNGT48らしさなのかなと思います。歌詞も共感できる内容になっていて、私にとっても大事な曲になりました」

 

 

長谷川さん、中村さん、宮島さんが2017年を振り返る(次のページへ)

-2017年を振り返って、NGT48の活動で一番印象に残っていること、自分を客観視してこの1年で成長したところを教えて下さい。

長谷川「個人的な事になってしまうんですけど、映画(ミッドナイト・バス)の撮影が一番大きかったです。初めての演技と映画出演でいろいろと勉強させていただきました、3月に撮影したんですが、(年明け早々に)話をいただいてうれしくて、いいスタートが切れましたね。

 成長したポイントは……落ち着きましたね(笑)。最初は、めちゃくちゃうるさい人間だったんですよ(笑)。(学校で)野球をやっていたころのまんまの自分でやってきたんですけど、NGT48として活動をしていくうちに、たくさんの大人の方と関わらせていただいて、礼儀を学ぶことができました。そこが大きく変わったなと思います」

 

中村「この1年間、結構いろんな事をやらせてもらったので、どれも濃かったんですけど……。昨年は総選挙でランキングに入る事が出来なくて、すごく悔しくて。それからさらにいろいろやり始めて、ファンの皆さんもがんばってくださって。48グループの「SHOWROOM選抜」で4位になったり。総選挙からの今までの期間が思い出深いかな。努力する1年というか、悔しさポイントみたいなものが貯まっていて、それを今年全部発散出来たらいいなと思っています。

 あと、個人的には春に高校を卒業して、自分に向き合える時間が増えました。自分はNGT48の中でどうしていったら貢献できるかなっていうのを考えられるようになりましたし、そのためにもっとスキルアップしなければと思います」

 

宮島「うれしいことも、悲しいことも、悔しいこともたくさん経験した1年でした。1つ挙げるとしたら……やっぱり総選挙が自分の中では1番大きいかな。研究生なので、正直いろいろ悔しい思いもいろいろあったんですけど、努力してファンの方々と頑張って、総選挙もランクインさせていただいて(70位)。私はNGT48に入る前も入ってからも自分に自信がなくて、見た目も性格もすごく嫌いだったんです。トークも苦手だし自分をどうやってアピールしていいかもわからなくて。今年1年いろいろな事を経験して、少し自分の中で自信が付いてきて。今も一人だったらしゃべんないけど、みんながいてくれるからしゃべれてる。自分の力だけじゃここまではこれなかったので、メンバーや、ファンの方々が背中を押してくれたから、自分が成長出来たのかなと思える1年でした」

 

菅原さん、高倉さんが2017年を振り返る(次のページへ)

菅原「私が2017年で一番思い出に残っているのは、このセカンドシングルで“個人映像”(1人1人監督がついて、そのメンバーの個性を生かした映像を撮るというセカンドシングルのDVD特典映像)を撮らせていただいたことです。私はダンスだったんですけど、そのダンスに込められた意味が、本当に私の力強い支えになっています。

 この1年での成長は…、私は去年より自分が目指したい道を深く考えるようになりました。『もしNGT48を卒業したら、私は絶対にこうなる』っていうことを考えられるようになったところが成長できたのかなって思います。今までは目の前の活動に熱心になっていただけで、後先のこととかは全然考えられてなかったので。NGT48として活動している間は、(出演するだけではなく)コンサートを演出したり幅広く活動したいなって思っています。そしてその先は、私は演劇やミュージカルが大好きでなのでそういう方向に進めたらと考えています」

 

高倉さん「私はいろいろ思い出があるんですけど、リクエストアワー(AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2017)1位を取れたことですね(「Maxとき315号」)。まだ、みーずん先生(=水澤彩佳※2017年3月卒業)と大滝友梨亜ちゃん(2017年10月卒業)が卒業していないときに、みんなで1位を取れたのがすごく思い出に残っています。この曲は、NGT48初めてのオリジナル楽曲だったので余計にすごくうれしかったですね。

 成長したことは……、2年前にNGT48に入ったときは、目の前のことで精一杯だったんですよ。そのころは本当に全然周りがみえてなくって、『どうしよう、どうしよう』って感じだったんですけど、最近は自分だけじゃなくてみんなのことも考えられるようになったかなと思います。メンバーのことが、めっちゃ好きなんですよ。だから、それが空回りしないか自分でも心配しています(笑)」

 

さまざまな思い出を残し、2017年を駆け抜けたNGT48のメンバーたち。後編では、2018年の抱負を語って頂きます。

後編へ続く

 

 

シングル 世界はどこまで青空なのか?

発売中

アリオラジャパン 

1,650円(Type-A・Type-B・Type-C※各DVD付き)、1,050円(NGT48 CD盤)

世界はどこまで青空なのか?/僕の涙は流れない ほか※仕様によって収録内容が異なる

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