Noismが新潟に存在することを誇りに思う。
緊張感のあるスタジオには、舞踊家の皆さんの足音や息づかいだけが響きます。
しなやかで力強い肉体と繊細な表現力で構築されるのは一瞬たりとも目が離せない、緊迫したステージ。
全身からエネルギーを発する彼女たちの強いまなざしからは、内に秘められた情熱が垣間見えます。
特に驚いたのは、島地さんが一言アドバイスをしたあと、ステージの雰囲気がガラっと変わり、さらに良いものになったこと。このリハーサルから一週間後に行われる本番が、ますます素晴らしいものになる予感をひしひしと感じました。
リハーサルのあとで島地さんは「新潟にいるとなぜかヘンデルを聴きたくなります。はじめにヘンデルの音楽があって、今回の創作が始まりました」と語っていました。
新潟という土地だからこそ、新作「私を泣かせてください」が生まれたんですね。
また、山田さんは「金森穣レパートリーの中から6作品7シーンを選び、自分の視点で構築していきました。まだまだこれから良くなると思うので、われわれも本番を楽しみにしています」と自信を見せました。
毎年の定期公演は、メンバーにとってシーズン序盤の山場ともいえる公演です。この公演でしか見ることのできない若き舞踊家たちの熱い挑戦と成長の過程を目に焼き付けておきたいと心から思いました。チケットは残りわずか。せっかく素晴らしいダンスカンパニーが新潟に存在するのだから、それを体験できるチャンスを逃す理由はないと思うのです。
この冬一番熱くなれる瞬間をりゅーとぴあで体験しましょう。
「りゅーとぴあ専属舞踊団研修生カンパニーNoism2定期公演 vol.9
新作『私を泣かせてください』/金森穣振付Noismレパートリー」
【会場】
りゅーとぴあ スタジオB
【チケット情報】
1月26日(金)19時、27日(土)17時、28日(日)(1)13時30分 SOLD OUT
1月28日(日)(2)17時 残りわずか!
2,000円(全席自由・整理番号付き)※未就学児入場不可
【お問い合わせ】
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521
出演/Noism2
内容/「私を泣かせてください」演出振付/島地保武、
「金森穣振付Noismレパートリー」演出/山田勇気