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「Noism2」―若き舞踊家たちの熱い挑戦と成長を体験

この冬、新潟で一番エネルギーが満ちる場所

 

いよいよ、寒さの本番がやってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか?

お家で温かいものを食べて過ごすのもいいですが、そんな日こそ心から熱くなれるエネルギーをもらいにいきませんか?

 

ということで、先日「りゅーとぴあ専属舞踊団研修生カンパニーNoism2定期公演 vol.9  新作『私を泣かせてください』/金森穣振付Noismレパートリー」の公開リハーサルにお邪魔してきました。

場所はおなじみ、りゅーとぴあ。

この日は雪が一面に残っていて、ガラス張りの建物が一層美しく見えました。

 

中に入ると目に入るのが、新潟市・りゅーとぴあを拠点に活動する、日本初の公共劇場専属舞踊団、Noismのコーナー。舞踊家たちの鍛え抜かれた圧倒的な身体で表現される作品は国内外から高く評価されています。

 

 

そして、その研修生カンパニーであるNoism2には現在プロを目指す9名が在籍。

新潟市内の中学校への出前公演を行うなど地域に根差した活動も行っています。

 

そのNoism2のメンバーによる定期公演が1月26日(金)から開催されます。

9回目を数える今回の定期公演は、Noism設立メンバーで、現在は振付家・舞踊家として国内外で活躍する、島地保武さんをゲストに迎えて新作「私を泣かせてください」を創作。

また芸術監督・金森穣振付のNoism作品から、Noism2リハーサル監督の山田勇気さんが構成したレパートリーが同時上演されます。

 

作品の一部を一足先に拝見してきました >

Noismが新潟に存在することを誇りに思う。

 

緊張感のあるスタジオには、舞踊家の皆さんの足音や息づかいだけが響きます。

しなやかで力強い肉体と繊細な表現力で構築されるのは一瞬たりとも目が離せない、緊迫したステージ。

全身からエネルギーを発する彼女たちの強いまなざしからは、内に秘められた情熱が垣間見えます。

特に驚いたのは、島地さんが一言アドバイスをしたあと、ステージの雰囲気がガラっと変わり、さらに良いものになったこと。このリハーサルから一週間後に行われる本番が、ますます素晴らしいものになる予感をひしひしと感じました。

 

リハーサルのあとで島地さんは「新潟にいるとなぜかヘンデルを聴きたくなります。はじめにヘンデルの音楽があって、今回の創作が始まりました」と語っていました。

新潟という土地だからこそ、新作「私を泣かせてください」が生まれたんですね。

 

また、山田さんは「金森穣レパートリーの中から6作品7シーンを選び、自分の視点で構築していきました。まだまだこれから良くなると思うので、われわれも本番を楽しみにしています」と自信を見せました。

 

 

 

毎年の定期公演は、メンバーにとってシーズン序盤の山場ともいえる公演です。この公演でしか見ることのできない若き舞踊家たちの熱い挑戦と成長の過程を目に焼き付けておきたいと心から思いました。チケットは残りわずか。せっかく素晴らしいダンスカンパニーが新潟に存在するのだから、それを体験できるチャンスを逃す理由はないと思うのです。

 

この冬一番熱くなれる瞬間をりゅーとぴあで体験しましょう。

 

 

 

「りゅーとぴあ専属舞踊団研修生カンパニーNoism2定期公演 vol.9

新作『私を泣かせてください』/金森穣振付Noismレパートリー」

【会場】

りゅーとぴあ スタジオB 

【チケット情報】

1月26日(金)19時、27日(土)17時、28日(日)(1)13時30分 SOLD OUT

1月28日(日)(2)17時 残りわずか!

2,000円(全席自由・整理番号付き)※未就学児入場不可

【お問い合わせ】  

りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 

025-224-5521

出演/Noism2

内容/「私を泣かせてください」演出振付/島地保武、

            「金森穣振付Noismレパートリー」演出/山田勇気 

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