本作で描かれているのは、犯罪史上もっとも可愛い11歳の殺人犯として、インターネット上で神格化された「サニー」を信奉する男たちに誘拐・監禁されてしまう女性教師(北原里英)の壮絶な運命。リアルかつセンセーショナルに人間の本性を描く白石監督は、“座長”としての北原の存在感が大きかったと話します。

 

 

白石「この映画はもちろん、北原さん主演で、北原さんありきでスタートしているところがあるので、そこの自覚というか、すごくしっかりありましたし、常に“ドセンター”にいてくれたなという感じですかね」

 

北原「本当にこの映画の主演としてやってきているんだという思いは、(映画のキャンペーンで全国を回っている)ここ数週間で特に強くなりました。撮っていたときよりも、今の方が責任を感じるというか、本当に大きな作品に関わらせてもらっているんだなとすごく感じました」

 

 

真冬の新潟の山奥や海沿いという過酷なシチュエーションで撮影に臨んだ“白石組”。娯楽がない中で、北原さんは共演者と意外なコトで楽しみを見いだしていました。

 

 

北原「撮影現場周辺は本当に何もなかったので、共演者のみなさんと『しりとり』をしたり、リリー(・フランキー)さんが朝買ってきてくれるコンビニのお菓子でキャッキャして盛り上がってました。あと、ピエール瀧さんの『いつでも出せるオナラ』で盛り上がっていましたね(笑)。すごく楽しかったです」

 

白石「オナラで盛り上がるとか、僕は知らなかったですね(笑)」

 

 

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