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だいすけお兄さん新潟へ! 子どもたちは感激! 興奮!! 涙!!!

3月16日(金)から全国公開する映画「リメンバー・ミー」。この映画は「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」を手掛けたディズニー/ピクサーの最新作。第90回アカデミー賞で、長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞した話題作です。3月2日、今作で主人公・ミゲルのお父さんの日本語吹き替え版声優を務めた横山だいすけさんが、同作をもっと知ってもらおうと、新潟市中央区にある新光町保育園を訪れました。

 

 

この日集まったのは、新光町保育園に通う園児130名と、その保護者約100名。
2008年3月31日~2017年4月1日までの9年間、「おかあさんといっしょ」(NHK)の“うたのおにいさん”を務めた横山さんの登場に、園児はもちろん、その保護者からも黄色い声が上がり、会場は一瞬にして大盛り上がり。“うたのおにいさん”の人気をあらためて証明します。

 

映画「リメンバー・ミー」は、メキシコの祝日“死者の日”をモチーフに、“家族の絆”を描いた作品。主人公・ミゲルがあることをきっかけに“とっても陽気でカラフルな“死者の国”へ行って大冒険を繰り広げます。このテーマである“家族”にちなみ、園児たちが“家族の思い出”について絵を描き、5人の園児がステージに上がって発表しました。

 

 

この園児からの発表に対し、横山さんはお礼として「リメンバー・ミー」の劇中歌を披露。それまでワイワイ盛り上がっていた園児や保護者も、歌が始まると目を輝かせて歌声に聞き入っていました。

実は横山さん、この「リメンバー・ミー」の劇中歌を生で歌ったのは、ここが初めて。

 

歌い終えて、「(ちゃんと歌えて)よかったー!! ここへ来たとき、みなさんにあいさつをしながらも、内心はドキドキでした(笑)」

 

と思わず心境を口にすると、会場に集まった人たちから笑みがこぼれます。

 

そんな横山さんへ、子どもたちが感謝の気持ちを込めた感謝状を授与。

子どもたちからの感謝状に、思わずうるっとする横山さん。

 

 

「一生懸命(感謝状を)読んでいるのを見たら、(うるっと涙が)来ちゃいました。本当にうれしいです! みんなが書いてくれて、真心を感じました。これからも歌をいっぱい頑張っていこうって思いました」

 

新光町保育園の園児たちと大いに触れ合った横山さんでした。

 

横山さんインタビュー(次のページへ)

午前中に園児と触れあった横山さん。午後からは新潟メディアの取材を受けます。

今作で横山さんは、主人公・ミゲルのお父さんの日本語吹き替え声優を務めています。

 

 

「小さい頃からディズニーが大好きで、いつも自分の近いところにありました。いつか一緒にお仕事ができたらいいなって思っていました。うたのおにいさんを辞めて1年という節目の時に、こんなに素晴らしい作品に参加できて、ほんとに『よっしゃー! キター!』って感じでした!」

 

横山さんは、ミゲルの音楽への憧れに理解を示しながらも、代々続く靴職人を継いでほしいと願うお父さんという難しい役どころを見事に演じています。

 

「9年間、歌は届けてきましたが声優という分野は経験が浅いので、“声だけでどう表現するか”は、ひとつの課題でしたね。それに、お父さん役だったんですが、自分自身、結婚もまだですし、お父さんにもなっていません。(子どもに)どういう言葉の掛け方をするのか、友人にいろいろ聞いたりしましたね。僕が話したことがお父さんとして、ちゃんと息子であるミゲルに届いているのか、そういう距離感を出すのが難しかったです」

 

 

今作は、主人公・ミゲルが“死者の国”へ迷い込み、亡くなった先祖に会います。横山さんも“死者の国”に行けたら、会いたい人がいるようです。

 

「“うたのおにいさん”になるときにおじいちゃんが亡くなって、去年、“うたのおにいさん”をやめるときにおばあちゃんが亡くなったんですね。それがあってからのこの映画だったので、とても不思議な縁を感じました。自分とマッチすることが多かった。なので、おじいちゃんとおばあちゃんに会って(映画への参加)を報告したいです」

 

 

“家族の絆”について聞いてみると、こんなエピソードが飛び出しました。

 

「僕は3人兄弟の一番上なんですけど、僕が音楽大学へ進むときに、学費もしっかり掛かるので、すごく迷っていました。下の2人の進路を狭めてしまうのではないかと思ったんですね。でも親に『音楽を学びたい』と話したら、親はもちろん妹も弟も『お兄ちゃんがんばってね。応援してるよ』って言ってくれて。家族みんなの絆をあらためて感じさせてもらいました。そういうことがあって、今この場にいられるんだなと思います」

 

 

作品を観るまでは不安だった!?(次のページへ)

映画の声優に初チャレンジしたにもかかわらず、見事に役を演じきった横山さんですが、完成した作品を観るまでは不安だったようです。

 

「(完成した)映画を観るまでは、自分自身がドキドキしちゃって。観ている皆さんに『(だいすけおにいさん)大丈夫なの?』って言われないかなって。ちゃんと、(お父さんの)役として映画の中にいられているだろうかという不安がありました。でもいざ観てみたら、作品の素晴らしさに自分自身がお客さんの1人として引き込まれて、あっという間に見終わっていましたね」

 

 

「この作品は、家族の絆を感じることができる作品です。見終わったあとに家族に会いたくなったり、心がとっても温かくなるすてきな映画ですので、ぜひみなさんに観ていただきたいと思います」

 

今作は、誰も観たことがない明るくカラフルな“死者の国”を舞台に、時を越えた“家族のつながり”を描いた感動のファンタジー・アドベンチャー。3月16日(金)から、新潟県内7館でいよいよ公開です。

 

 

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リメンバー・ミー
3.16(金)公開
監督/リー・アンクリッチ 
日本語吹き替え版/石橋陽彩、藤木直人、松雪泰子、横山だいすけ 
【同時上映「アナと雪の女王/家族の思い出」】 
◆ウォルト・ディズニー・ジャパン配給

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