続いては、メンバーそれぞれのソロのコーナー。まずはKAZZさんが、育った上越の情景の中で、実の兄と肩を並べて歩く映像をバックに「兄弟歌」を披露。一方のU-HEYさんは、実の兄であると同時に、新潟のヒップホップ界をリードしてきたラッパーのUSU a.k.a. SQUEZと兄弟でラップ。「兄がいたから音楽を続けられた」と感謝の気持ちを表すとともに、ラッパーとしての高いスキルを持つことも示しました。

 

 

 

 さらに、Rafveryにとっては最も重要な「Friending」仲間といっていい、北海道出身の3人組ユニット・ブレエメンの出番。派手で目を引くビジュアルで客席をどよめかせながら、5人で声を重ねる「ODORE!!! Friending ブレエメン」でライブをクライマックスへと誘導します。
 再び2人で、「かあちゃん アナタへ」「太陽の道」「WAVE YOUR FLAG」と代表的な曲でいったんは、ライブが締めくくられますが、鳴りやまない拍手と歓声に応えて、もちろんすぐにアンコール。まず「来年、この時期、再びこの会場でライブをやることを決めました」とKAZZさんが宣言。この日、ステージに立った全員、それに新潟市万代地区のゆるキャラ「ばんにゃい」も加わって、最後の「ファンファーレ」では、お客さんが回すタオルが、客席を覆いつくし大盛り上がりのままライブは幕を閉じました。
 クロージングに観客と出演者という区別を超えて、共に記念写真の撮影。ライブの始まりに2人が呼びかけた「連帯」によって、素晴らしい一夜が作り上げられました。憧れを現実のものにした彼らの今後にさらに注目です。