続いて行われた共同記者会見では、磯田市長、北牧総合プロデューサーに加え、今フェスのキュレーターを務める音楽プロデューサーの本間昭光さん、同じく音楽プロデューサーの島田昌典さん、そして今フェスのナビゲーターを務めるいきものがかりの山下穂尊さんらが登場。

 実は、長岡市は北牧総合プロデューサーの故郷。また、「キューブ」所属の中越典子さん主演のNHKの朝ドラ「こころ」が現長岡市山古志地区を舞台にしたり、同じく「キューブ」所属のいきものがかりが、アオーレ長岡のこけら落とし公演を行うなど、長岡市と親交が深い関係もあり、北牧総合プロデューサーがこのフェスにかける熱い思いを語ってくれました。

 

 

北牧総合プロデューサー「この『長岡米百俵フェス』がどのような経緯でここに至ったかと申し上げますと、数年前から長岡市の皆さんと、地域活性であったり、誘客など、何かアイデアはないかということで、頻繁にミーティングを重ねてまいりました。その中で今年、長岡市が開府400年という節目の年に当たるということ、今回の会場となる東山地区の再開発、再利用について何かアイデアはないかというような話をいただく中で、長岡で音楽フェスが出来ないものかというようなお話が出てきました。その中で、長岡が誇る“花火”と“食”も絡めて、長岡花火財団さん、NPO法人ネットワーク・フェニックスさんとお話させていただきご協力いただける話を元に、『花火と食と音楽と』をコンセプトに開催することになりました。

 

 花火や食に負けない内容に音楽もしなければならない。他のフェスと同じような内容ならば意味はない。ということで、本間さん、島田さんという2名の名プロデューサーにお話しまして、ご協力をいただくことにしました。現在決まっていることだけをお話しますが、お2人がこの日のために日本のトップミュージシャンを集めていただいてスペシャルなバンドを組んでくれます。ここにアーティストの皆さんをお呼びして、ここでしか見られない曲、コラボとかカバーが出来ればいいなと思っています。
 アクセスの良さ、花火と食のおもてなし、音楽の素晴らしさ含めて、日本で一番快適でハッピーなフェスにしたいと思っています。みんなで来て笑顔でハッピーになれるフェスを目指していきたいなと考えております」

 

 

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