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【前編】pentagONE(ペンタゴン)メンバーが高校の講師に!村上桜ヶ丘高等学校の特別授業1日目

世界にも負けない「新潟のカルチャー」を発信するプロジェクトチーム「pentagONE(ペンタゴン)」が、2020年1月、初の試みとして村上桜ヶ丘高等学校への出張授業を2日間行ってきました。今回はその様子をご紹介します。

 

pentagONE(ペンタゴン)が高校の特別講師に!

初日、実施先である村上桜ヶ丘高等学校を訪れたのは、建築士でサルキジーヌ代表大福匠(おおふく・たくみ)さんと、ヘアサロン「HURRAH(フラー)」カフェ「GIVE ME CHOCOLATE(ギヴミーチョコレート)」などを新潟市内で展開する株式会社ライフノーレッジ代表取締役の白倉和宏(しらくら・かずひろ)さんの二人。

3年生約30人を前に、1限目は大福さんが最初に登壇。建築士という普段身近に接する機会が少ない職業について、「200人もの人が携わって1軒の家が建つ。依頼主の起きてから寝るまでに関わりながら、その人の未来を作る仕事」と紹介しました。

現在でこそ大きなやりがいを感じながら仕事をしている大福さんですが、美大から東京の建築事務所に入社した際に、自分の無力さに愕然としたところから、20代は諦めず、がむしゃらにもがき、いろんな人に出会っていったことが今につながっているとのこと。

 

新しい生活が始まる生徒へエールを贈る大福さん

「伸びる人はプライドを持ちながらも、わからないことは謙虚に人に聞くことができる。そうするとかわいがられるし成長スピードも速い。いろんなチャレンジをすることで、自分が楽しいと思える仕事の内容や規模もわかるから、これから探していくと面白いと思う」と、まさにこれから新しい社会へ出ていく生徒たちが生かせるアドバイスとエールが贈られた。

 

笑顔で学生に思いを届けた白倉さん


2限目の白倉さんは、動画も織り交ぜながら「好きを仕事にすること」というタイトルで、講演を行った。

美容師として6~7万人ものお客様と接してきた経験から「今はスマホですぐ間接的に人に会ったり情報を知ることができるけど、直接人と関わることが一番大事。持って生まれた性格と経験の多さで未来は変わる。一人ではできないことも人と一緒なら実現できる」と熱く語ってくれました。

さらに、「地元にいると気づかないことはたくさんあるけど、例えば村上のスケートパークは世界が注目している場所。これから5Gの時代になるとより一層地方とか都会とか場所は関係なくなる」というメッセージと気づきを伝え、講演を締めくくりました。

 

最後はみんなで記念撮影をしました!

参加した高校生からは「『人と関わること』が仕事の中で大切ということは、実際に働いている人に聞くことで改めて分かったし、将来自分も大切にしていきたいと思った」という感想を聞くことができました。

講師も「すごく良いエネルギーをもらえた」と、「Take」だけではなく「Give」もあった様子。生徒・講師ともにポジティブな感触を得て初日は幕を閉じました。

 

 

【pentagONE(ペンタゴン)オフィシャルウェブサイト】
https://pentagone.jp/

 

<この日の講師>
サルキジーヌ代表
大福匠(おおふく・たくみ)さん
https://pentagone.jp/member/ofuku/

 

株式会社ライフノーレッジ代表取締役
白倉和宏(しらくら・かずひろ)さん
https://pentagone.jp/member/shirakura/

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