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秋の二大美味を堪能!【 魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭り】に行ってきました

こんにちは、編集部のカワムラです。いよいよ新米の季節がやってきましたね! 話題のブランド米・新之助はもう食べられましたか? 新之助は確かにすごい。でも、世界中で愛されているコシヒカリだって忘れちゃいけません。

 

 

世界的にもおそらく最も有名な米の産地・南魚沼市で、今の季節らしいイベント「魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭り」が開催中と聞いて出かけてみました。

「新米おにぎり」よりも「きのこ汁」を前面に押し出していくスタイル……自然ときのこ汁への期待感が高まります。

 

 

ちなみに、おにぎりといえばこちら! 新潟Komachiで好評連載中だった「365日おにぎりレシピ」が単行本になりました。料理研究家・佐藤智香子先生がレシピ監修をしてくれています。10月25日発売です。

 

 

告知らしい告知ですみません。新潟県内の書店、コンビニ、県外の方はインターネットでも購入可能です。

 

 

さて、お祭りに話を戻しましょう。会場は八海山ロープウェー山麓駐車場です。この日は快晴で、秋へ移り変わる八海山の姿が本当にきれいでした。この景色を見に行くだけでも、価値はありそう。

 

というわけで、八海山ベースキャンプ&八海山ロープウェー山麓乗り場です。新潟市内からは車で約1時間45分。関越道・大和スマートICを降りて30分ほどでした。電車の場合は、上越新幹線越後湯沢駅から上越線かほくほく線に乗り換えて、六日町駅からタクシーか路線バスで30分ほど。

 

魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭りは11月5日まで毎日開催。期間中はロープウェー乗り場の駐車場の一角が出店に変わるようです。

 

お祭りといいながら、見た目はすごく質素です。しかし、今回の目玉はあくまで新米ときのこ! 余計なものなんて必要ないのです。(あとクレープと、週末は安納芋の焼き芋も楽しめます)

 

実はコシヒカリの影に隠れてしまっていますが、実は魚沼地域はきのこでも全国有数の産地なんですよね。そもそも新潟県は長野県に続いて、きのこの生産量が第2位。さらに県内の約6割を魚沼地域で生産しているんです。意外と知らない人も多かったのでは!?

会場では採れたてのきのこを購入することもできますよ。

 

 

では、秋の二大美味を実食です!

11月5日まで毎日開催中の「南魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭り」。八海山ロープウェーの駐車場を舞台に、魚沼きのこと新米おにぎりを楽しめるイベントです。

 

きのこ汁に使われるきのこは肉厚でうま味が強い「八色しいたけ」を始め、エリンギ、シメジ、マイタケ、えのき、なめこ、ひらたけの全7種類。その全てがこの一杯に集結しているのです! 驚くほど、きのこだらけです。

 

さらにニンジン、ゴボウ、厚揚げ、白菜、長ネギと本当に具だくさん。八色しいたけもこの通り。食感を楽しめるようにと、ぜいたくに厚めにカットされています。イベントは平日にもかかわらず盛況で、どんどんと追加の仕込みがされていました。

 

では、早速いただいてみましょう! きのこ汁は1杯300円です。

 

寄ってみます。きのこ汁特有のおいしいとろみが伝わっているでしょうか。

 

………いや~おいしい。ぶっちゃけ、今時期の南魚沼は肌寒いぐらいですからね。本当に体が温まります。きのこのぬめりが、お汁をずっとアツアツに。味付けはシンプルなしょうゆ味で、いわゆる田舎の味わいです。とにかく、きのこがうまい。

 

ではでは。続いて、もう一つの主役・新米おにぎりを。もちろん南魚沼産のコシヒカリです。1パック2個入りで300円。大自然をバックに撮影してみました。海苔なしでいさぎよし!

 

…うめえ! 思わず素になるおいしさ。おにぎりをほおばり、きのこ汁をすすり……この流れ、止まりません。具材はコンブと梅干し。新米の甘みを引き出してくれています。

 

いや~満足満足。お米ときのこだけでも、食材が一級品だと満足度がハンパないです! 南魚沼まで来る価値? もちろんあると断言します。

 

ちなみに、具だくさんなお汁を使ったそばやうどんもあります。1番人気は文句なしできのこ汁とおにぎり。2位は「きのこそば」だそう。

「どうせならロープウェーに乗っていきなせ」とおすすめされたので、紅葉具合を確かめに乗ってみました! 次のページでは、秋の八海山の魅力を少しだけお届けします。

 

紅葉の名所・八海山へ!

 

11月5日まで毎日開催中の「南魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭り」。会場が八海山ロープウェー山麓駅前のため、せっかくなのでロープウェーも体験させていただきました。当日のアポなし取材にも関わらず、ご招待いただきました。ありがとうございます! ちなみに、山頂までの往復2,100円です。

 

いざ!

 

八海山ロープウェーは時速36キロと、体感速度ではかなり早い印象です。標高376メートルから、標高1,147メートルまで一気に登ります。

 

ゴンドラが登っていくに連れ、少しずつ木々たちが色付いていきます。一面に広がる紅葉ももちろんきれいですが、こういったちょうど変わり目のタイミングも素敵ですよね。

 

山頂駅には休憩所と展望台があります。せっかくなので展望台へ。

 

展望台までは少しだけ階段を登ります。勾配がかなり急ですが、段数はそんなにありませんよ。

 

展望台が見えました。360度、新潟の中越エリアを一望できます。

 

こちらが南魚沼市の町並み。

 

この展望台からは、天候次第では佐渡まで見渡せるそうです。取材当日はというと…遠くに見える水平線が日本海で……佐渡は………無理そうでした。

 

山頂駅から戻った後、どうしても気になっていたのできのこそばを追加オーダー。これだけきのこが入っていたら、つゆにもうま味がバッチリ。外す理由がありません。

 

まだ10月とはいえ、かなり気温が低くなっていますので、羽織れるものがあるといいと思います。特に山麓駅と山頂駅との気温差は結構ありました。暖かい服装で出かけてくださいね。

 

魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭りは11月5日までですが、ベースキャンプ2階にある「いなか屋」では、きのこ汁やおそばを楽しむことができます。

 

素朴だけれど上質なグルメ、田舎ならではの人の温もり、抜けるような青空に、鮮やかに色付く木々たち。今回も大満足なイベントでした!

 


 

魚沼きのこ汁&新米おにぎり祭り
[住所]南魚沼市山口1610(八海山ロープウェー駐車場内)
[電話番号]025-775-3311
[営業時間]10時30分~14時30分(売り切れ次第終了)
[実施期間]11月5日まで

 

八海山ロープウェー
[住所]南魚沼市山口1610
[電話番号]025-775-3311
[営業時間]8時20分~16時20分(土・休日8時~17時)
[定休日]11月12日まで無休

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