約700品種のばらが咲き誇る「香りのばら園」は、ばらの魅力である「香り」にこだわった庭園として、「スパイシーの香りエリア」「ダマスク・モダンの香りエリア」「ブルーの香りエリア」という具合に分かれています。これは全国的にも珍しい造りだそうです。他にも古代バラを系統立てて鑑賞できる「原種・オールドローズエリア」や「日本の野生のばらのエリア」などなど。

 

国際的なコンクール「国際香りのばら新品種コンクール」の表彰式も同会場で行われ、実際にノミネートされているバラも育てられているんです。取材日は新緑が目につきましたが、よくよく見ると、いよいよこれからといった具合に、力強いツボミを見つけることができました。

 

実際、この庭園がばらで埋め尽くされる光景は、なんともいえない迫力があるでしょうね。

 

皆さん、実はばらの嗅ぎ方にマナーがあるってご存じでしたか? 難しくないので、ぜひチャレンジしてみましょう。

1. 茎を持って香りを嗅ぐ。花に触らないように。

2.くんくんと嗅がずに、スゥーっと香りを吸い込む。

3.吸った息を吐く時は、花にかからないように。

4.3回ほど繰り返し、ワインのように表現力豊かに言葉にしよう!

 

これらを踏まえて、唯一咲いていた早咲きのばら「キモッコウバラ」で実際にやってみました。

 

う~ん。。。甘いような。。。スパイシーのような。。。。いや、わからなかったです。実はばらは咲き始めが一番香りを感じやすいんだとか。もう開花して時間が経ってしまったキモッコウバラじゃわからないわけです。そういうことにしておきましょう!

 

 

ばらの香りを存分に楽しむなら早朝開園へ!