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6/16(土)は、総選挙!? いやいや、新潟県民は“SGP”で決まり!

 突然ですが皆さん、今週末は何をして過ごす予定ですか?

 

 ・開幕したばかりのサッカーワールドカップロシア大会を見る?
 ・NGT48の躍進に期待したいAKB48選抜総選挙を見る?
 ・万代ファミリーフェスタ2018などのイベントへ行く?
 ・県内各所のビアホールで飲みまくる?

 

 どれもとてもすてきな予定ですが、6/16(土)は“SGP”で決まりです。

 

 えっ、“SGP”が何か分からない?“SGP”と言えば、 新潟が誇る女子プロレスリング界の横綱・里村明衣子さん率いる Sendai Girls Pro-Wrestling(センダイガールズプロレスリング) に決まってるじゃないですか!!

 

6/16(土)17時から、新潟のプロレスの聖地・新潟市体育館で「BIG SHOW」が行われます。
この当日を前に、代表の里村さんと、若きエース・橋本千紘さんが編集部を訪ねてくれました。

 

橋本千紘さん

 

 

 今年入団3年目になる橋本さんは、入団前は、日本大学のレスリング部で全日本トップクラスの実力者として活躍。舞台をプロレスに移し、“センジョ”入団直後からメキメキと頭角を現し、今や日本の女子プロレス界を担うエースとして君臨しています。実は筆者は、橋本さんが入団する1年以上前から、里村さんから「すごいルーキーが入団するかもしれない」と話を聞いていました。

 

橋本「『一番強くなれる団体は、仙台ガールズだな、というか里村さんのところだな』と思ったので、女子プロレスに入るなら、里村さんの団体だと思っていました。実際入団して間違いはなかったです。正直な話、もっと早くトップになれると思っていたので(笑)。壁にぶつかることもあったなと思うんですけど、去年辺りから、徐々に自分のビジョンが見えてきて、今すごい楽しいです」

 

里村明衣子さん

 

里村「実は、橋本世代は直接教えていないんです。でもこれだけ早く頭角を現してきた。早過ぎるぐらいですね。逆にこのペースでここまで、団体のトップに上り詰めてくれて、私としてはありがたかったです。やっぱり10年たっていつまでも里村がトップだって言われてる団体は逆にこの先、未来がないので。

 一方で私自身、レスラーとして年々試合数が増えてるんですね。年齢は増しているんですけど、ホントに年々仕事が激しくなってきているというか、それが本来自分が思い描いていた事だったので、今年になってやっと念願かなってきましたね。自分を追い込んできたものが、やっと形になってきた。それはやっぱり試合内容もそうです。1試合、1試合よくやったと思える試合内容が、やっとこの年齢にきて出来るようになったというのと、すごく体の調子がいいんです」

 

「新潟大会で“リベンジ”」(次のページへ)

 

 そんなセンジョの2人は、6/16(土)の新潟大会でどんな戦いを見せてくれるのでしょうか?新潟凱旋(がいせん)になる里村さんはこれまで、「新潟にビッグマッチを」というスローガンを掲げ、メジャーなレスラーの対戦を実現してきてくれましたが……。

 

 

里村「今回は紫雷イオが参戦します。実は2年前に新潟大会でイオが参戦したとき、すごく好評だったんです。だからやるとしたら橋本対イオの試合が見たいなと思って…。今年の春にめちゃイケに出てからすごい人気ですよね」

 

 

橋本「(紫雷選手とは)これまではタッグマッチで2回ほど対戦があります。勝敗は直接決まっていないですね。ライバル視?そうですね。負けたくないし、超えたいですね。今、女子プロレスと言えば(紫雷選手)という感じなので」

 

 今回の新潟大会では里村さんと橋本さんがタッグを組み、紫雷選手はセンジョのDASH・チサコ選手とタッグを組んで対戦。今度こそ直接勝敗がつくことになるのでしょか?また橋本さんは個人的に“リベンジ”したいことがあると言いますが…。

 

橋本「リング上も日常生活も、道場とかでも、一番でいたいんです」

 

里村「目立ちたがり屋なんですよ。ものすごいエンターティナーなので」

 

橋本「過去2回新潟大会に出させていただいて、特に昨年は初めてメインイベントをやらせていただいたんです。で、一番最後の『締め』でスベってしまって(笑)。お客さんが全然自分に付いてきてくれなかったんです。ただ、それがホント悔しくて。結構その後頑張れた自分もいたので、ちょっとリベンジしたいなって思いはありますね」

 

里村「“ギュン”が滑ったんですよ。シーンとしちゃってね(笑)」

 

橋本「ホント勉強になりました。心が強くなりました(笑)」

 

「ほかにも見どころが!」(次のページへ)

 

 メインカード以外にも見どころがあると、里村さんは自信を持って言います。

 

里村「昨年の新潟大会後にデビューした子がいるんです。その子は気仙沼出身なんですけど、東日本大震災後に被災地で行ったチャリティープロレスをたまたま近所で見に行って、レスラーになりたいと思ったんです。ホントに気仙沼の中心地に住んでた子なので、お父さんの美容院も全部流されて。佐藤亜海という選手です。
 実は、中学3年生の時に1通の手紙をもらって。『私はプロレスラーに絶対なります。でも親に反対されて今はまだ難しい状況ですけど、大学卒業したら絶対にセンジョに入ります』っていう熱い手紙を送ってくれて。実際、高校卒業して、今、専門学校に通いながら練習して、デビューしました。すごいいい顔してますよ。ホントに意志が変わらず手紙をくれて、6年、7年経ってデビューしたっていうのは、すごい事だなって思いますね。将来有望なので、ぜひ注目してください」

 

 

 

 ますます楽しみな新潟大会。最後に意気込みを語ってもらいました。

 

橋本「またメインイベントで戦えるうれしさと、紫雷選手と戦える、チサコさんとも戦えることが、今自分にとっては熱いので、その中でも一番目立って、里村さんよりも目立って。新潟でも、また“ギュン”したいと思います」

 

里村「新潟のお客さんに毎年女子プロの熱が上がってる所を見ていただきたいです。どんどん良い選手が育ってきているのも見ていただきたいですね」

 

 

◆イベント概要

SENDAI GIRLS PRO-WRESTLING BIG SHOW in 新潟

【日時】6月16日(土)17時試合開始

【会場】新潟市体育館

【チケット】最前列7,000円、リングサイド5,000円、1F指定席4,500円、2F最前列4,500円、2F自由席3,500円(当日各500円増)

※2F自由席のみ小学生、幼児無料

【出場予定選手】里村明衣子 / DASH・チサコ / カサンドラ宮城/白姫美叶/橋本千紘 /佐藤亜海/愛海/ハイジ・カトリーナ/
アジャコング/紫雷イオ/松本浩代 /KAORU/桃野美桜/アレックス・リー/旧姓・広田さくら/その他

【問い合わせ】センダイガールズプロレスリング TEL:022-395-6945

 

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