新潟Komachi1月号「新しくて美味しい店」では、2018年にオープンしたすでに大人気のお店に限定ランチをスペシャルオーダー!  来年もヒットしそうな食材をメインに取り入れた贅沢コースなんです。2019年1月7日からの約1ヵ月間しか味わえないので、食べ逃しなく!(提供期間や提供数は各店によって異なりますので、ご注意ください)

 


 

■苦みと甘みが共存! イタリア産の菜の花が主役

2018年10月にオープンした「手打ち生パスタの店 frasca」。シェフは北イタリアや東京の名店で活躍した実力派です。

 

 

今回のコラボのために選ばれた食材は、イタリアの菜の花「チーマディラーパ」。春に旬を迎える日本の菜の花とは違い、程よい苦みが特徴で今が最もおいしい時期なんだそう

 

 

そのチーマディラーパの風味を最大限に引き出してくれるのが、同店自慢の手打ちショートパスタ「ストロッツァプレティ」。日本ではショートパスタにソース系を合わせる事が多いが、シンプルにオイルでいただくのがイタリアの家庭風です。

 

ランチコースを彩ってくれる、他のメニューも充実。イモジェンヌのスープやチーズのプリン、ブリア(イタリア産のハム)などが並ぶ前菜5種盛り合わせや、食後のパンナコッタと越後姫のマリネなどなど。絶品です!

 

 

冬のスペシャルランチ(1,620円)は、2019年1月8日(火)~1月31日(木)まで。オーダーは2名からで前日までに要予約です。10食限定のため、お早めに!

 

 

手打ち生パスタの店 frasca
[住所]新潟市西区坂井東6-12-34
[電話番号]025-369-5032
[営業時間]11時30分~14時LO、18時~21時LO
[定休日]月曜※12/31~2019/1/4は休み

 


 

■3つの火入れで豚肉のうま味を最大限に

2018年7月にオープンした「Brasserie L’orange」(ブラッスリー ロランジュ)。フランスのリヨンに本店がある「ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座」で副料理長を務めたシェフが独立・開業したお店です。

 

 

フレンチの基本と伝統を大切にするシェフが考案してくれたのは、年々輸入量が増加傾向にある豚肉のスペアリブを使ったカスレです。新潟はブランド豚も多いですし、実は県民性としてみても豚肉が大好きなんですよね。やわらかく煮込まれたスペアリブ…すでにおいしそうです。

 

 

カスレとは、フランスの伝統的な煮込み料理のこと。まずスペアリブの表面を香ばしく焼いた後にトロトロになるまで煮込み、さらにオーブンにいれるという3段階の火入れで、豚肉のうま味を最大限に引き出しているんだそう。正直、香りだけでもう食欲が止まりません。ネギの甘みが生きたゴボウと西洋ネギのスープや自家製パンといった名脇役たちもセットです。

 

 

国産豚スペアリブのカスレ(1,296円)は、2019年1月7日(月)~1月31日(木)まで。1日15食限定です。お早めに!

 

 

Brasserie L’orange
[住所]新潟市東区牡丹山5-14-11
[電話番号]025-278-7910 
[営業時間]11時30分~14時LO、17時30分~20時30分LO※12/31はランチのみ、2019/1/4~6はランチのみでディナー営業は予約対応のみ
[定休日]水曜、第4火曜※12/31~2019/1/3は休み 

 


 

■独特の香りが食欲を誘う贅沢チーズのピッツァ

2018年10月にオープンした「RORNO」(ロルノ)は、燕市出身のピッツァイオーロ(ピザ職人)とシェフ、旧分水町出身のバリスタと、県央エリアの若手料理人がそろうお店です。

 

 

オーナーでピッツァイオーロの遠藤さんが、イタリアでの修業時代によく使っていたという燻製の水牛モッツァレラ。濃厚なコクとクリーミーな食感に燻製ならではの独特の香りが加わったもので、今回はこれを主役したピッツァランチを作っていただきました。

 

 

ただ今回は「ピッツァもパスタも両方楽しんでもらいたい」と、あえて2名利用のシェアスタイルに。「モッチリ」と「カリッ」が調和した食感と、クリーミーで独特な風味を持つ燻製モッツァレラ、菜の花の苦みが絶妙なアクセントになった「サルシッチャと菜の花の自家燻製モッツァレラのピッツァ」と、もう一つのメインとなるのがファットチーネ ボロネーゼ。燕市内にある近藤製麺所と一緒に作る生パスタの食感が自慢です。

 

その他にも前菜には緑が鮮やかな菜の花のスープや、 ぷるんとした食感とアーモンドの香りが楽しいビアンコ マンジャーレ、バリスタによるデザインカフェラテと充実の内容になっています。

 

 

水牛モッツァレラの燻製を使ったピッツァが楽しめるシェアランチ(4,000円)は、2019年1月7日(月)~1月24日(木)まで。オーダーは2名利用時のみで、金額は2名分となります。お早めに!

 

 

RORNO
[住所]燕市東太田1222
[電話番号]0256-64-7455
[営業時間]11時30分~15時(14時30分LO)、17時30分~22時30分(22時LO)※12/30(日)はランチのみ 
[定休日]水曜※12/31(月)~2019/1/1(火・祝)は休み 

 


 

■発酵の町・上越が誇る万能調味料をフレンチに

2018年2月にオープンした「みんなのふれんち Lerch」(レルヒ)は築150年の町家をリノベーションした、趣のあるカジュアルフレンチのお店です。

 

 

フランスや東京の有名店での修業を経て、野菜をふんだんに使ったフレンチに和食の良さを盛り込んだ新しい味わいを提案する同店のシェフが考案してくれたのは、糸魚川市にある県立海洋高校が作っている鮭の魚醤「最後の一滴」を使ったもの。

 

 

鮭の魚醤はコクやうま味が強いのにクセがなく、相性のいい食材が豊富なんだとか。今回のランチコースの中にもメインはもちろん、ソースにドレッシングにと大活躍。メインはバターと卵黄を使った濃厚なソースに魚醤でうま味をプラスした、八海山サーモンのオランデーズ。 写真映えしそうな赤大根の魚醤とコンソメ煮や、葉野菜をふんだんに使ったサラダにも魚醤が使われています。 

 

 

レルヒさんのランチは野菜や品数が豊富で、価格的にも満足できるはず。魚醤のオランデーズランチ(1,620円)は、2019年1月6日(日)~1月27日(日)まで。お早めに!

 

 

みんなのふれんち Lerch
[住所]上越市本町2-2-26
[電話番号]025-520-8313  
[営業時間]11時〜15時(14時LO)、18時~22時
[定休日]木曜、水曜不定休あり※12/29(土)~2019/1/5(土)は休み 

 


 

いかがでしたか。どのランチも魅力的ですよね! 新しいお店には、新しい出会いがいっぱい! おいしい出会いを求めて、ぜひ出掛けてみてくださいね。

 

komachiとのコラボランチは、2019年1月7日~1月25日前後までです。提供期間や限定数、オーダーのスタイル、要予約などもありますので、ご確認の上でご来店ください!