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わざわざ行きたいこだわりのパン屋さん

現在発売中の最新号「おいしいパン案内」では、新潟のパンブームを牽引する4つのキーワードでこだわり深いベーカリーを紹介しています。この記事では、その中から「県産小麦」「生食パン」のキーワードで紹介しているお店を先行紹介! ブームが来ている今だからこそ、こだわりのあるお店に出掛けてみませんか?

 


 

■お店で扱う約8割のパンが県産小麦「6/7」

今、県内で育てた小麦を使ってパン作りをするお店が増えています。新潟市中央区にある6/7(ロクガツナノカ)もその一つです。「新潟の小麦だからなのか、焼き上がった時に炊きたてのお米のような香りがするんです。不思議ですよね」と笑うオーナーの井浦さん。県産小麦・ゆきちからは「もっちりとしすぎないので、ハード系と相性がいいんです」と、まさにハードパンを中心にラインアップする6/7にぴったりです。

 

お店では北海道産も使いますが、約8割が県産小麦を使っているそう。余計なものを使わない、シンプルで丁寧に作っているパンは、どれも素材の味を感じる優しい味わいばかりです。

 

県産小麦ゆきちからの風味が生きた「新潟小麦ゆきちからのバゲット」(250円)。看板商品ともいえるパンで、そのまま食べると、ほんのりとした甘みが感じられます。ハーフサイズ(170円)もあります。ますます広がりそうな県産小麦を使ったパン。一度お試しを。

 

 

■6/7

☎025-265-6667 

新潟市中央区文京町22-25 
営業時間:10時~18時(パンがなくなり次第終了)
定休日:月・火曜


 

米処・新潟らしい生食パンを「長谷川熊之丈商店」

いま、全国的にブームになっている「生食パン」。県内でも多くお店が作り始めています。そんな中、江南区にある「長谷川熊之丈商店」では、米のピューレを混ぜた新潟らしい生食パンを作り、話題になっています。長谷川熊之丈商店は、もともと地酒やワインを販売する酒販店。昨年夏、店内にパン工房を増設したそうです。「米の消費が増えれば、日本酒の消費も増える。あらためて米の魅力を伝えていくことが大切」と代表の長谷川さん。

 

自社生産の米のピューレを使った生食パンは、ふんわりしっとりに加え、米粉パンのもちもちと焼いた時にパリっとする特性を併せ持ちます。3種類の北海道産小麦と、生クリーム、ハチミツをたっぷりと使った贅沢な生食パン(420円)。他にも、食パンは全6種類。オシャレな手提げ袋もあり、ちょっとした贈り物にぴったりです。

 

 

■長谷川熊之丈商店

☎025-381-0511(長谷友ギャラリー)

新潟市江南区稲葉1-5-4 長谷友ギャラリー内
営業時間:10時30分~19時
定休日:日曜・祝日

 


 

個性豊かなパン屋さんがどんどんと増える中で、おいしいはもちろんのこと、お店ならではのこだわりを追求するところが増えています。小さなお店だからこそできないこと、酒販店だからこそできること。こだわりは、お店の想いでもあります。各店の想いを味わいに、出掛けてみてくださいね。

 

 

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