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彩り華やかで栄養バランスもいい、目にもうれしい和定食ランチ

ごはん、お味噌汁、主菜、副菜…と栄養バランスもばっちりで見た目も色鮮やかな和定食。ボリューム満点なものから、日本料理の技が生きたものまで、種類豊富で日々のランチローテにぜひとも取り入れたい銘品ばかりです。こちらの記事では、2019年5月にオープンした<京料理 原田>のランチをご紹介。明治期の建築物が立ち並ぶ、燕市は吉田中町に誕生し、早くも話題となっているお店です。

 


漆の盆に九谷焼の箸置き…粋な心配りが随所に

お店が立つ吉田中町は、「香林堂」と書かれた赤レンガの建物や旧今井銀行、1771年創業の老舗<越後味噌醸造>などが建つ歴史ロマン漂う商店街。

お店ののれんをくぐると、奥にはひとりでもゆったりと食事を楽しめるカウンター席があります。

入り口のすぐ右側には、畳が敷かれたゆったりとした小上がりが。家族そろって食事をするのによさそうな造りです。やわらかな日の光が差し込む高窓も素敵ですね。艶やかな漆のお盆には…わかります? 九谷焼の愛らしい箸置きが。器や小物ひとつひとつにもこだわるご主人・原田さんの料理人魂。どんなお料理が登場するのか期待が高まります。

 

ご主人・原田さんは数々の経歴を持つ日本料理界の重鎮

お店を手がけるのは、日本料理界の重鎮、原田充郎(みつろう)さん。京都の名料亭をはじめ、数々の国内有名ホテルの総料理長を歴任し、NHK「みんなのきょうの料理」などTV出演も多数ある方です。お隣は、原田さんをサポートするスタッフさん。お二人でお店を切り盛りしています。

店内には蔵を改装したという雅な個室も。この蔵に惹かれたという原田さん。書を嗜むそうで、壁には原田さんの作品が飾られており、これがまたいい雰囲気を醸し出しています。こちらは10名以上で利用可能とのこと。気兼ねなく外食ができるようになったら、家族や親戚、気の合う友人同士でわいわいと楽しみに行きたいですよね。

 

京都から仕入れる合鴨を使った驚きのふんわり食感

ランチのイチオシは、京都から仕入れる合鴨を使った「煮込み合鴨ハンバーグ」1,850円です。なんとこちらのメニュー、ひきわり納豆をかけていただくといった斬新なスタイル。これ、お客さんのアイデアから生まれたそうです。

メインの合鴨ハンバーグに、サラダ、ひきわり納豆(うずらの卵黄のせ)、お新香、ごはん、みそ汁が付きます。彩りもあでやかで美しい。うっとりしますね。

地元野菜をふんだんに混ぜ込んだ肉だねを、じっくり炊き込んだ鶏がらベースのソースで煮込んだハンバーグ。上あごの力だけでほどけるような、驚きのやわらかさなんです。鴨の首周辺の部位だけを使った肉だねには4種類の野菜を混ぜているそう。何を混ぜているかは…「企業秘密」でした。そりゃそうですよね! この驚きのやわらかさ、ぜひ味わってみてください。本当に、驚きますから。

 

【京料理 原田】※現在はテイクアウトも実施中。

電話番号:0256-94-7033

住所:燕市吉田中町6-18 松竹ビル1F

営業時間:11時30分~13時45分LO、17時30分~21時LO

定休日:水曜(祝日の場合は翌日)

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、営業時間の短縮や定休日の変更を行っている場合がございます。詳しくはお店にお問い合わせください。

 


新潟Komachi最新号では、<京料理 原田>のほかに、

■楽食楽酒 みつ葉

■和彩食 きょうらく

■日本海の海鮮料理 越後茶屋 総本店

■笑らぎ亭 しまや 駅南本店

■和食 茶屋 長作

■鳥安

の和定食ランチをご紹介しています。ぜひお手にとり、今は気分だけでも満足・満腹に。器の使い方や主菜と副菜の組み合わせなど、日々のごはんにも役立ててみてください。落ち着いたら、お店でおなかいっぱい、楽しみましょう!

 

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