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【特集】編集部が今、注目する5軒のパン屋さん。

2017年10月25日に発売した新潟Komachiのパン特集「毎日食べたい、おいしいパン案内」では、県内各地のパン屋さんを125軒掲載。

その中から、編集部が「今、注目のパン屋さん」としてピックアップした、とっておきの5軒をご紹介します。

編集部の気になるキーワードと合わせて、お気に入りのお店を探してみてください。

 


 

マーカスさん&智子さんのクロワッサン」 

T&M Bread Delivery SADO Island(佐渡市羽茂)

 

 

佐渡島にあるこちらのパン屋さん。

営業は週に2日のみ、アクセスが良いとは言えない場所にもかかわらず、遠方から多くのファンが訪れる、話題のベーカリー。「おいしいパンの味を伝えたい」と、自家培養の酵母を使った無添加のパンを作っています。

 

 

お店を営むのはこちらのお二人。ニューヨーク出身のマーカスさんと智子さんがお店を始めたのは2014年。「おいしいパンの味を伝えたい」と、自家培養の酵母を用いた無添加のパンを作っています。明るく優しいお二人の人柄も、ファンを惹きつける魅力のひとつ。

 

 

スペシャリテは、なんといってもクロワッサン。北海道産バター、ゲランドの塩を練り込み、じっくり熟成させてから作っています。パン好きなら、一度は食べてみたい一品です。

 

「T&M Bread Delivery SADO Island」については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

 

T&M Bread Delivery SADO Island

[住所]佐渡市羽茂本郷634-2
[電話番号]090-3064-2880
[営業時間]7時30分~18時※パンがなくなり次第終了
[定休日]日~木曜

 


 

酒蔵のパン」 

さとやベーカリー(南魚沼市長森)

 

 

銘酒・八海山を醸す酒蔵が運営する「魚沼の里」の一角にある小さなベーカリー。こちらでは、パン生地作りに八海山の仕込み水・雷電様の水を使用し「魚沼の酒や食を楽しみにやってくる観光客にも喜ばれるように」と、ここならではの多彩なパンを焼いています。なかでも注目が、上の写真中央にある「酒種あんぱん」。

 

 

酒かす酵母を使ったパンは、まろやかでもっちりとした生地が特徴。自家製酵母で作るライ麦のハード系パンやベーグルを求めて、地元のお客さんから遠方の観光客までたくさんの人が訪れます。

 

 

 

天気がいい日には、2階のテラス席で焼きたてパンを食べるのもおすすめ。八海山のふもと、のどかな田園風景も楽しみながらパンを味わいましょう。

 

さとやベーカリー

[住所]南魚沼市長森240-1
[電話番号]025-775-7505
[営業時間]10時~17時※パンがなくなり次第終了
[定休日]火曜

 

>>次は県北、村上市の●●●パン屋さん。

 

 

ドイツパン」 

Marilla(村上市志田平)

 

 

店頭販売なし、2日前までの事前予約でのみ購入できる「マリラ」のドイツパン。華やかさはないけれど、素朴な存在感で毎日の食事に寄り添うパンです。

 

 

手作りの薪窯に、近所で伐採したナラの薪をくべてパンを焼きます。「窯は気温や温度に左右されるし、パンの酵母も生き物。毎日同じパンは焼けません」と店主の内山秋善さん。

 

 

パンを焼く作業は内山さんと、奥様の順子さんの二人三脚。すべて手作業で、一度に焼けるのは6個程度。一つ一つの「顔色」を伺いながら、じっくりと大切に焼き上げていきます。

 

 

明るい順子さんが言うには「いい材料と手間暇、おいしいものを作るのに必要なのはそれだけ。うちのパンには秘密がないんですよ」。

注文がなくなったら辞めよう、と言い続けて、開店から10年目に突入した「マリラ」。素朴で飾らない味を求めて、今日も全国から注文が止みません。

 

自家製天然酵母の薪窯パン工房 Marilla

[住所]村上市志田平45
[電話番号]0254-52-0071
[営業時間]11時~18時
[定休日]不定休

 

>>続いては上越の●●●専門店と、●●●●を使うパン屋さん。

 

 

食パン専門店」 

パンランド(上越市本町)

 

 

小さなお店で、1種類のパンを焼く。そんなベーカリーが増えています。なかでもこちらの「パンランド」は、新潟県内では数少ない食パンの専門店。店内には、焼き上がった食パンが所狭しと並んでいます。

 

 

高田本町商店街の一角にあるこちら、「予約必須」と話題になっています。毎日のように売り切れる食パンのレシピを考案したのは、長年小麦と酵母の研究をしていた樋口さん。毎日でも食べたくなる食パンを目指して、生地に使う小麦は100種類以上の中から厳選しています。

 

 

 

試行錯誤の結果完成した食パンは、生地を割った瞬間に小麦の香りがほわり。まずは何も付けず、生地のおいしさを味わってみてください。数が限られているので、事前に予約をしておくのがベターです。

 

パンランド

[住所]上越市本町2-3-23
[電話番号]070-3818-6632
[営業時間]12時~15時
[定休日]火・木・日曜

 


 

県産小麦」 

6/7(新潟市中央区)

 

 

街中にひっそりと佇む小さなパン屋さん「6/7(ロクガツナノカ)」。こちらでは、新潟県産小麦「ゆきちから」を使ったパン作りに取り組んでいます。

 

 

お米のイメージが強い新潟ですが、実は小麦も優秀。店主の井浦さんによると「素直で、何にでも合わせやすい小麦」なんだとか。

 

 

「お店を始めた時、新潟で小麦を作っていることを知らない人も多くて。じゃあ使ってみようと思って」と話す井浦さん。

 

その土地のもので、そこに暮らす人が食べるパンを作る。そんなシンプルな考え方で生まれたパンは、どれも穏やかで優しい味に感じられます。

 

6/7

[住所]新潟市中央区文京町22-25
[電話番号]025-265-6667
[営業時間]10時~18時※パンがなくなり次第終了
[定休日]月・火曜

 


 

個性豊かな5軒のパン屋さん、気になるお店は見つかりましたか?

新潟Komachiのパン特集では、他にもたくさんのベーカリーをご紹介しています。明日からのパン屋さんめぐりに、役立つこと間違いなしの1冊ですよ。

 

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