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実はじわじわブーム! 新潟カジュアルフレンチ6選

新潟は「イタリアンの街」ですが、フレンチだって負けていません。「フレンチは敷居が高くて…」なんて過去のこと。本格的なフレンチレストランでも、手頃で手軽に楽しめるお店が増えているんです。4月25日発売の新潟Komachi6月号「新潟ランチ137」に掲載中のフレンチレストランから、エリア別に3点をピックアップしてご紹介!

 


 

1.Brasserie Noix(三条市)

 

食材の旬を大切に。気取らない欧風食堂

 三条市の中央商店街の中に「気軽にフレンチを楽しめる欧州食堂」をコンセプトにしたお店がある。オーナーシェフの若穂囲(わかほい)さんは、28歳の時に独立して現在31歳。食材の旬を大切にした感性にあふれる料理は、日に日にファンを増やしています。

 

仕入れ状況で変わるランチは、オードブルとサラダがセットになったコース仕立て。パスタ、魚、肉の3種類からメインを選ぶスタイルで1300円から用意している。注目は利用客の8割がオーダーするという、本日の魚ランチ。

取材時はオーダーごとにフレッシュハーブとパン粉を混ぜ、爽やかな風味とパリパリの食感を演出した。サワラの香草パン粉焼き。トマト、アイオリ、シブレットの3種類のソースでいただきます。

 

オードブルは南蛮エビがぎっしり詰まったテリーヌでした。

 

「もっと気軽にフレンチを楽しんでもらいたい」という願いを込めて、若穂囲さんは今日も目の前の一皿に情熱を注いでいます。

 

 

 

Brasserie Noix

[住所]三条市本町2-12-5
[電話番号]0256-34-0888
[営業時間]11時30分~14時30分LO、18時~21時30分LO(金・土曜は23時LO)
[定休日]火曜、ほか不定休あり
[駐車場]3台(第2駐車場もあり)

 


 

2.Belle Neige(新潟市東区)

 

有名ホテル仕込みの正統派フレンチを堪能

新潟市立木戸小学校のほど近く、一方通行の道が続く住宅街の中に、日本を代表するホテルで腕を磨いてきたシェフがいます。知っていなければたどり着けない、そんな小さなお店です。

 

「来年で70歳だからね。忙しすぎても困るんだよ」と冗談交じりに話すのは、オーナーシェフの川上さん。天皇陛下や世界各国の要人をもてなしたこともある実力派で「キャリアの集大成として故郷で料理を作りたい」と、昨年2月にオープンしました。

フルコースのフレンチは完全予約制でディナーのみだが、培ってきたフレンチの技法を生かしたランチは、週替わりのセットランチを含めて常時4種類。ランチはすべてサラダ、スープ、自家製プリン、コーヒーが付きます(料理によってライス)。

 

「僕はフレンチのコックだから、どんな料理でもソースにはこだわってしまうね」。この日のメインは香ばしくパリパリにグリルした鶏モモ肉に、ゴルゴンゾーラチーズを使った特製ソースを合わせたもの。

 

メイン料理に使うさまざまなソースやプリンのカラメルまで妥協はありません。カラメルはまさに“ソース”で、かたまっておらずユルユルです。苦みが利いた、オトナのプリンです。

50年以上、第一線で活躍してきた川上さんが生み出す本格フレンチの数々。ホール担当の妻・美雪さんの温かなもてなしとともに味わってみて。

 

 

Belle Neige

[住所]新潟市東区中山2-20-21
[電話番号]025-383-6856
[営業時間]11時30分~13時30分(13時LO)、17時30分~21時※ディナーは前日までに要予約
[定休日]日・月曜休み(※4月中は月・火曜・祝日休み)
[駐車場]5台

 


 

3.Des amis intimes(上越市)

 

発想力豊かな一皿を気軽に箸で

農家直送のとれたて野菜や、地元漁港で水揚げされる鮮魚など、できる限り地場のものを使った料理を提供している上越市内にあるフレンチレストラン。テーブルにはナイフとフォークに加え、箸もセッティング。アットホームな空間作りと気軽に楽しむための配慮が行き届き、利用者の満足度を高めています。

 

ランチは前菜、メイン、デザート、いずれも好みに合わせて選べるコースが好評。メインディッシュは魚か肉が選べるうえ、肉なら牛・豚・鶏肉からチョイスできる。料理を引き立てる器、華やかな盛り付けも多くの人の心をつかんで離しません。写真はこの日のランチAコース(1,550円)です。

 

シェフの大島さんは「こだわりも決まりもないんですよ。瞬間的にひらめいたアイデアで盛り付けています」と笑います。インスピレーションを大切にした盛り付けは、訪れるたびに新しい料理との出会いを生んでいます。この日の魚料理は真鯛のポワレ。地元の斉京農場から直送されるアスパラ菜をそえて。

 

デザートはチョコバナナタルト&フルーツジュレでした。

ランチでは上越市内の人気ベーカリー・Boulanger Mの2種類のパンを提供しています。こちらはお代わりもOKです。満足度がかなり高い、充実のコースランチをぜひ。

 

 

 Des amis intimes

[住所]上越市東雲町2-8-6
[電話番号]025-544-7860
[営業時間]11時30分~14時(13時30分LO)、18時~22時30分(22時LO) 
[定休日]火曜、ほか不定休あり
[駐車場]6台

 


 

実はイタリアンに負けてないほど、有名店やおいしいお店がたくさんあるんですよね。気分は贅沢、でも意外とリーズナブルなフレンチのランチコースを楽しんでみてくださいね。

 

新潟Komachi6月号「新潟ランチ137」では、他にも日常使いできるフレンチや老舗寿司のおトクなランチを掲載中です。要チェック!

 

 

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