サイトアイコン Komachi MAG.

【特集】心を空っぽにして楽しむ!県内・近県アートトリップ

◆今年はアートの当たり年!県内・近県でアートを楽しもう

 

3年に一度の本開催イヤーとなる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、そしてこちらも3年に一度の開催となる「水と土の芸術祭」。2つのアートフェスが開催される新潟は、まさにアートの当たり年です。特集では、県内のアートめぐりはもちろん、近県の美術館にも注目です。アートを中心としたプチ旅で、いい週末を過ごしましょう。

 


 

■街中アートをめぐる!「水と土の芸術祭」

 

街中に点在するアートを介して、「水」と「土」で形成された独特の風土を持つ新潟の魅力を発信する芸術祭。

第4回目となる今回のテーマは「メガ・ブリッジ―つなぐ新潟、日本に世界に―」。作家の作品鑑賞だけでなく、参加型の「市民プロジェクト」や「こどもプロジェクト」といった企画も見逃せません。

 

 

[問い合わせ先]水と土の芸術祭2018実行委員会事務局

[電話番号]025-226-2629

▶水と土の芸術祭 公式サイトはこちら

 


 

■伝統とアートが溶け合う街。【金沢21世紀美術館】へ行こう

 

古くから茶道の文化が根付き、芸術になじみ深い環境が整っている金沢市。工芸大国として作品の集積があり、人間国宝を多く生み出しているのも特徴です。

 

町のシンボルでもある金沢21世紀美術館をはじめ、町中には現代アート作品を展示する小さなギャラリーが点在。

金沢21世紀美術館は、「まちに開かれた公園のような美術館」が建築のコンセプト。館内は迷路のような作りで、自由な順路で鑑賞できます。屋外にもアート作品があり、自由に見たり触れたりできるのも魅力。

 

 

 

屋外には、鮮やかな色が印象的な〈カラー・アクティヴィティ・ハウス〉(オラファー・エリアソン作)や

 

 

この美術館を代表する〈スイミング・プール〉(レアンドロ・エルリッヒ作)などがあり、見所満載です。

 

【金沢21世紀美術館】

[住所]石川県金沢市広坂1-2-1 

[電話番号]076-220-2800

[営業時間]展示ゾーン10時~18時(金・土曜は20時まで、入場は閉場30分前まで)、交流ゾーン9時~22時

[定休日]月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始

[駐車場]322台

 

 

アートを巡る旅のお楽しみといえば…現地で人気のグルメも忘れずに押さえておきたいところ。

 

 

金沢人が愛するご当地グルメの老舗「グリルオーツカ」でいただけるのは、カジキマグロとエビのフライがのった金沢市民のソウルフード「ハントンライス」(930円)。自家製タルタルソースとケチャップをかけていただきます。

 

【グリルオーツカ】
[住所]石川県金沢市片町2-9-15

[電話番号]076-221-2646

[営業時間]11時~15時30分、17時~19時50分※土・日・祝日は11時~16時、17時~19時50分

[定休日]水曜

[駐車場]なし

 

 

地元のソウルフードといえば、数々のメディアで話題になっている「金澤おでん」も見逃せません。

 

こちらの「赤玉本店」は、1972年創業の名店。創業当時から受け継ぐダシを使った名物の金沢おでんは、金沢市を訪れたらマストで食べておきたい一品です。

 

【赤玉本店】

[住所]石川県金沢市片町2-21-2 前川ビル

[電話番号]076-223-3330

[営業時間]12時~24時(土曜は12時~15時、16時~24時。日曜・祝日は12時~15時、16時~23時30分)

[定休日]月曜(祝日の場合は翌日)

[席数]96席

[駐車場]なし

 

 

茶屋街のような古くからの路地や建物も現存する金沢。そんな町並をゆっくり見ながら旅を楽しんでみてください。

 

>>次は「富山」と「福島」の美術館&町めぐりへ出発!

 

 

◆町の魅力を伝える施設が続々オープン!水の都「富山」でアートめぐり

 

昨年オープンした「富山県美術館」がある富山市の駅北は、富岩運河環水公園をはじめ、新しいレストランもある見どころ満載のエリア。自然豊かな景観を保ちつつ、観光地として生まれ変わりました。

 

 

ピカソやミロ、草間彌生など、20世紀初頭からの世界的アーティストの作品を所有する「富山県美術館」

 

 

世界中から集めた名作のイスも常設展示していて、実際に座ることができるものも。無料エリアでは、3,000点のポスターを閲覧できる「ポスタータッチパネル」などで、体験しながら身近にアートとデザインを感じられます。

 

【富山県美術館】

[住所]富山県富山市木場町3-20

[電話番号]076-431-2711

[営業時間]9時30分~18時(入館は17時30分まで)※屋上庭園は8時~22時(入館は21時30分まで)

[定休日]水曜(祝日の場合開館)、祝日の翌日、年末年始

[駐車場]103台

 

 

 

 

富山市内を巡るなら、街中を走る路面電車を利用するのもおすすめ。レトロな風情を感じる路面電車が、非日常的な旅を盛り上げてくれます。

さらに美術館周辺には、オシャレなレストランも充実。

 

 

写真の「Lu PARQS」は、富山産をはじめとする海の幸と自家製ドルチェを堪能できるイタリアンレストランです。

おしゃれな富山グルメを楽しみながら、アートの感想を語り合うのもいいですね。

 

【Lu PARQS】
[住所]富山県富山市下新町35-8 PARQS358 1F

[電話番号]076-433-3358 

[営業時間]カフェ13時~17時30分(17時LO)、ディナー18時~22時30分(21時LO)

[定休日]火曜、ほか水曜不定休

[駐車場]15台

 

 


 

◆古城のような美術館から、裏磐梯の自然を満喫する「福島」の旅

 

 

新潟から高速道路を利用すれば、約1時間ほどで到着する福島県・裏磐梯エリア。猪苗代湖にもほど近いこちらに来たら訪れたいアートスポットが「諸橋近代美術館」です。

 

 

こちらでは、スペインの巨匠、サルバドール・ダリのコレクションを300点以上所蔵。細い山道を抜けると現れる建物はまるで中世の古城のよう!

 

 

庭園を望みながらひと息つける館内のカフェでは、ダリとその妻・ガラをモチーフにしたドリンクも提供しています。10月21日(日)まで「Dear Ms.Crook 〜パメーラ・ジューン・クルック展〜」を開催中なので、少し足を延ばして訪れてみてはいかがでしょうか。

 

【諸橋近代美術館】
[住所]福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-23

[電話番号]0241-37-1088

[営業時間]9時30分~17時30分※入館は閉館時間の30分前まで、天候の状況により変更になる場合あり 

[定休日]なし※10月22日(月)~冬季休館

[駐車場]200台

 

 

また、美術館の周辺には、小野川不動滝五色沼といった景勝地が点在。

 

 

また、アート鑑賞の後に訪れたいのが、裏磐梯高原にあるカフェ「MOTO COFFEE」です。

 

 

美術館からほど近いこちらでは、常時4種類のスペシャルティコーヒーとスイーツを提供。大きな窓から磐梯山を望む2階席で一休みできます。

 

【MOTO COFFEE】
[住所]福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字甚九郎沢山1097-125

[電話番号]0241-23-5884

[営業時間]11時~18時

[定休日]木曜

[駐車場]6台

 

 

アートの世界に浸った後は、自然豊かな猪苗代湖周辺でのんびりするのがおすすめ。帰り道でお土産にしたいのが、地元ではおなじみ「どらや製菓」の生どら焼きです。

 

 

山あいの集落にたたずむ「どらや製菓 猪苗代店」は、あんこと生クリームたっぷりの「生どら焼」(1個税抜き130円)で知られるどら焼き専門店。10個、20個とまとめ買いする人も多く、早々に売り切れることもある人気のお店です。インパクトのある見た目はお土産にぴったり!

 

せっかく福島を訪れるなら、県を代表する観光地・会津若松にも足を延ばしてみましょう。会津若松は、蔵造りの建物とレンガ道がレトロな七日町通りを中心に、街全体を歩き回れるのが魅力。ソースカツ丼やこづゆといったご当地グルメのお店もたくさんあります。

伝統と新たな文化に出会える福島旅で、新たな感動を探しに行きましょう。

 


 

発売中の新潟Komachi最新号には、他にも秋まで使えるおでかけプランが満載

この他にもお出かけスポットが多数掲載されていますので、ぜひチェックして週末旅の計画にお役立てください。

 

▶特集まとめへ戻る

▶最新号の立ち読みはこちら

モバイルバージョンを終了