県内に3店舗を構える人気ベーカリー「石窯パン工房 サフラン」。休日にもなると多くのお客さんでにぎわうこちらに、新商品が登場したとのウワサが!早速お店へ行ってきました。
やって来たのは新潟市東区にある「サフラン 大形店」。目移りするほど多彩なパンが所狭しと並ぶ、パン好きにとってたまらない空間です。
「サフラン」では、定番の石窯食パンをはじめ、常時10種類以上の食パンをラインアップ。食パンといえば、首都圏で続々と専門店が登場したり、店ごとに買い集めて食べ比べを楽しむ人もいたりと、パン好きの間であらためて注目が集まっています。
そこで発見したのがこちら。
両手の平におさまる、少し小ぶりなサイズがかわいらしい食パン。この秋から新登場した、「生食パン」と「焼きクロワッサントースト」です。それぞれ全く異なる食感を持つそうなのですが、果たしてどんな味わいなのでしょうか?職人のこだわりが詰まった、おいしさの秘密をのぞいてみました。
■しっとり、ふんわりとろける「生食パン」の秘密
整然と並ぶ角形の「生食パン」。焼きたてを割ってみると、真っ白でしっとりとした生地が顔を出します。
こちらは生食パンという名前の通り、トーストせずにそのまま食べるのがおすすめ。舌の上でふわっととろけるような食感が最大の特徴です。このしっとり感を生み出しているのが…
生地と合わせる「湯種」。湯種と合わせることで、たっぷりと水分を含ませることができ、しっとりとした食感を生むのだとか。そして、2つ目のポイントがこちら。
生地に混ぜ込む「豆乳クリーム」。ほんのり甘く、ふわっと軽い食感を作る決め手です。湯種や豆乳クリームを使って、出来上がった生地は…
ま、真っ白!雲みたいにふわふわ。
とろりと流れるような見た目から、かなり水分を多く含んでいることが分かります。こちらを発酵させてから焼き上げることで、そのまま食べてもおいしい“生”の食感が生まれるんですね。生食パンは、プレーンに加え、2種類のチョコチップをたっぷり練り込んだ濃厚な「生チョコ食パン」の2種をラインアップしています。
>>“焼き”にこだわりアリ!「焼きクロワッサントースト」に注目
■サクサク、カリッ!バターが香る「焼きクロワッサントースト」の秘密
生食パンと同時に発売されたのが「焼きクロワッサントースト」。何やら聞き慣れない名前ですが、こちらは“焼いて食べる”ことに特化した食パンです。
クラストのカリッとした食感は、サフランで販売している、フランスパンのようなハード系の生地が特徴の食パン「エクセル」と同じ生地を使うことから生まれる味わい。そして、風味の決め手となっているのが…
生地にたっぷりと練り込むバターの粒です。
少し粒感が残る程度にバター粒を練り込み、発酵させて焼き上げていきます。そして、こちらもラインアップは2種類。
もう一方には、濃厚な風味がたまらないゴーダチーズをたっぷりと練り込んでいます。
食べる前に軽くトーストすれば、生地に溶け出したバターの風味がより一層際立ち、香ばしさを楽しむことができます。カリカリに焼き上がり、サクッとした食感も絶妙!
新感覚の味わいを楽しめる食パン2種、現在はサフラン大形店のみでの限定販売中です。食べ比べにもピッタリなサイズなので、試してみてはいかがでしょうか。
■生食パン プレーン/チョコ 各206円
■焼きクロワッサントースト プレーン/チーズ 各206円
石窯パン工房 サフラン 大形店
[住所]新潟市東区大形本町2-12-21
[電話]025-383-8835
[営業時間]6時30分~19時30分※パンがなくなり次第終了
[定休日]月曜
[駐車場]50台
石窯パン工房 サフラン 女池店
[住所]新潟市中央区女池6-1-23
[電話]025-288-0800
[営業時間]6時30分~19時30分
[定休日]なし
[駐車場]25台
石窯パン工房 サフラン 青山店
[住所]新潟市西区青山1-3-18
[電話]025-230-0080
[営業時間]6時30分~19時30分
[定休日]火曜
[駐車場]33台