一口、一切れ、で異なる旨さを届けてくれる

続いて登場したのが、レンコンの穴に先ほど生でいただいたつくねを詰めて焼いたレンコンつくね。待ってましたよ「焼き」。

皮付きワイルドなレンコンのシャキシャキ感と、焼くことで違った旨さを滲ませるつくねの相性が絶妙。カリッと、しゃきしゃき、ふんわり。そう、<練馬 鳥長>の料理はどれも、一口や一切れで食感や風味の異なりが楽しめる。平坦じゃないんです、味が。

と、旨さに浸っている間に、きたきた、本命・もも肉の串焼き。なんだこれは…串先と後半で食感が違うじゃないの! 串先は皮目の脂たっぷりなジューシーなお肉、後半はプリっと弾力と旨みの強いもも肉。これも計算済みなんだそう。このあと、ササミ、レバーと続き、「揚げ」の登場です。

 

感動は〆の一皿まで

おなかも満たされてきたし、お酒もいい感じにまわってる。このあたりでガッツリしたもの食べたいな、って時に「揚げ」の登場です。さすが!

一口サイズで食べやすく衣はカリッカリ。たっぷりのタルタルソースもたまらない。日本酒にシフトしていたけど、再びビールに戻ってしまいます。飲ませますねー。

秋の味覚、銀杏登場。このタイミングで銀杏とか…酒飲みのツボをつきすぎです。

さきほどから、キッチンの奥でゴォゴォと炎が上がり、激しめな音が聞こえてきています。

これか。炭の香りをまとった地鶏焼き。さっぱりとオニオンスライスが添えてあるあたりがニクい! いわずもがな旨い! もうここまででも十分満足、鳥のおいしさを存分に味わったのですが…最後とどめを刺されました。

きたーーーーーーーー! 卵かけごはんです。オレンジに輝く(もはや私には金色に見える)ぷりっぷりの黄身に、鳥そぼろがふんだんに。ほんの少しだけ黄身をつぶして濃厚なたまごかけごはんを楽しんだあとは、一気に混ぜて、わしわしかき込みビールで流す…感無量。

お口直しはトマト。最後まで粋じゃないですか。こりゃ、食通が通いつめる理由もわかります。

 

年内は予約でいっぱい! 1月以降の予約は12月10日から

私たちが今回いただいたのは「地鶏コース」。<練馬 鳥長>の基本を味わえるコースですが、冬の間に「地鶏・フォアグラ鍋コース 」は絶対食べたいコースです。

※写真は練馬 鳥長・新潟のブログより借用。

年内の予約はいっぱいで、1月以降の予約は12月10日(火)12時から。おもてなしもデートも、新年一発目の飲み会は、味よし・雰囲気よし・演出よしの<練馬 鳥長・新潟>でキマリ! 「鶏肉ってこんなにおいしかったんだ…」と、終始感動するはずです。あ、新潟店の電話番号は公開されてますのでご安心を。

 

■練馬 鳥長・新潟 

☎025-383-8290

新潟市中央区東⼤通 2- 1-7 松屋ビル 2F 
営業時間:19時~21時30分
定休日:日曜

※クレジットカードは利用不可。

HP:www.dawndishproject.com/toricho