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予約の取れない噂の名店<練馬 鳥長>が新潟駅前にオープン!

東京都練馬の住宅街に「食通の著名人がお忍びで通う名店」「あまりの人気に電話番号非公開にした」「月一度の予約日には電話が鳴り止まない」など、とにかく話題の絶えないお店があるのをご存知でしょうか? その名は<練馬 鳥長>。「練馬 鳥長」と検索してみてください。「知る人ぞ知る」「極めて予約しにくい」「練馬の有名店」など、気になるワードがどんどん飛び込んできます。

そんな“超”が付くほど話題のお店が、来る11月27日、新潟市中央区東大通にオープン! しかも、全国初となる暖簾分け。新潟のグルマンたちも殺到しそうな話題店の味を、一足お先にレセプションで堪能してまいりました。

 

価格にびっくり! 名店なのに通いやすいお値段

場所はこちら。

JR新潟駅万代口のバスロータリー前を万代方面にまっすぐ向かった先です。1階には、これまた予約困難で知られる「肉山」が。

著名人からお花がたくさん届いていました。店内はL字型のカウンターとテーブル4卓。まず席について驚いたのが、価格。

有名店なのに思いのほか安い!! 「地鶏コース お一人様3,900円」ですよ。安くないですか…? ほかに「地鶏・白湯鍋コース お一人様4,900円」「地鶏・フォアグラ鍋コース お一人様5,900円」もあり。ドリンクは別料金としても、手の出しやすい価格設定。

 

生・たたき・焼き・揚げ…めくるめく感動の鳥長スペクタクル

<練馬 鳥長・新潟>では、滋賀の『淡海地鶏』を中心に、秋田の『比内地鶏』や山形の『庄内地鶏』など、厳選した地鶏の素材の良さを最大限に発揮したコース料理が楽しめます。

最初に運ばれてきたのが漬け物盛り合わせ。いろいろな種類の野菜が盛り込まれていて、これはお酒のアテや箸休めにかなりよさそう…うーん、やはり酒飲みのツボをわかってらっしゃる。

続きまして、こちら。生つくねと漬けとろろ。出ました「生」!  生つくねは<練馬 鳥長>の名物料理らしく必食の一品だそう。食べてみると…ふんわりとした口あたり、広がる肉の甘み…これはまるでマグロの中落ち! ネギトロのようじゃないか! 「生つくねといったら<鳥長>」と言われる所以も納得。ちなみに味付けは塩だけらしい。アッパレ。

次は「たたき」シリーズ。まず、むね肉のたたき。ディルが添えてあるあたりがそそられるー。むね肉なのにしっとりジューシー、後から爽やかにディルの香りが追いかけてきて、これがまたうまい。

続いて、もも肉のたたき。こちらは、親鳥のたたきだそう。

これがまた、皮目はパリッと炭の香りが香ばしく、中は肉肉しくて野性味たっぷり。火入れ加減が最高! 火入れの匠! 一切れの中に皮と身の食感の違いがしっかり存在していて、驚きます。鶏肉ってこんなにいろいろな味がするのか、と。

 

店長・山澤さんは本家で修業を積んだ強者

そうそう、ご紹介が遅れましたが、こちらの店長を務める山澤さんは練馬の本店で修業を積み、創業亭主の川越氏から許しを得て暖簾分けをいただいたという強者。本気度合いが違います。

こちらが店長・山澤さん。真剣なまなざしで火加減を見極め、ベストな状態でサーブしていきます。すごい。

焼きには炭を使い、しっとりふっくら、香りまでおいしい鳥料理に仕上げていきます。

山澤さんから本気のご挨拶。「今日まですごく不安もあったんですが、皆様のおいしそうな表情や反応が見られて、ちょっと安心しています」。大丈夫です、まだ序章なのに、のっけからかなり心と胃袋を掴まれています! 山澤さんが時折話してくれる、肉の部位や仕込みにまつわる“おいしい話”がまたいい。味はもちろん、雰囲気・おいしそうな香り・トークの演出が料理を一層おいしく感じさせてくれます。

 

>>練馬 鳥長スペクタクルはまだまだ続きます!

一口、一切れ、で異なる旨さを届けてくれる

続いて登場したのが、レンコンの穴に先ほど生でいただいたつくねを詰めて焼いたレンコンつくね。待ってましたよ「焼き」。

皮付きワイルドなレンコンのシャキシャキ感と、焼くことで違った旨さを滲ませるつくねの相性が絶妙。カリッと、しゃきしゃき、ふんわり。そう、<練馬 鳥長>の料理はどれも、一口や一切れで食感や風味の異なりが楽しめる。平坦じゃないんです、味が。

と、旨さに浸っている間に、きたきた、本命・もも肉の串焼き。なんだこれは…串先と後半で食感が違うじゃないの! 串先は皮目の脂たっぷりなジューシーなお肉、後半はプリっと弾力と旨みの強いもも肉。これも計算済みなんだそう。このあと、ササミ、レバーと続き、「揚げ」の登場です。

 

感動は〆の一皿まで

おなかも満たされてきたし、お酒もいい感じにまわってる。このあたりでガッツリしたもの食べたいな、って時に「揚げ」の登場です。さすが!

一口サイズで食べやすく衣はカリッカリ。たっぷりのタルタルソースもたまらない。日本酒にシフトしていたけど、再びビールに戻ってしまいます。飲ませますねー。

秋の味覚、銀杏登場。このタイミングで銀杏とか…酒飲みのツボをつきすぎです。

さきほどから、キッチンの奥でゴォゴォと炎が上がり、激しめな音が聞こえてきています。

これか。炭の香りをまとった地鶏焼き。さっぱりとオニオンスライスが添えてあるあたりがニクい! いわずもがな旨い! もうここまででも十分満足、鳥のおいしさを存分に味わったのですが…最後とどめを刺されました。

きたーーーーーーーー! 卵かけごはんです。オレンジに輝く(もはや私には金色に見える)ぷりっぷりの黄身に、鳥そぼろがふんだんに。ほんの少しだけ黄身をつぶして濃厚なたまごかけごはんを楽しんだあとは、一気に混ぜて、わしわしかき込みビールで流す…感無量。

お口直しはトマト。最後まで粋じゃないですか。こりゃ、食通が通いつめる理由もわかります。

 

年内は予約でいっぱい! 1月以降の予約は12月10日から

私たちが今回いただいたのは「地鶏コース」。<練馬 鳥長>の基本を味わえるコースですが、冬の間に「地鶏・フォアグラ鍋コース 」は絶対食べたいコースです。

※写真は練馬 鳥長・新潟のブログより借用。

年内の予約はいっぱいで、1月以降の予約は12月10日(火)12時から。おもてなしもデートも、新年一発目の飲み会は、味よし・雰囲気よし・演出よしの<練馬 鳥長・新潟>でキマリ! 「鶏肉ってこんなにおいしかったんだ…」と、終始感動するはずです。あ、新潟店の電話番号は公開されてますのでご安心を。

 

■練馬 鳥長・新潟 

☎025-383-8290

新潟市中央区東⼤通 2- 1-7 松屋ビル 2F 
営業時間:19時~21時30分
定休日:日曜

※クレジットカードは利用不可。

HP:www.dawndishproject.com/toricho

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