サイトアイコン Komachi MAG.

【麺辞苑4杯目】三条市「鯉次」のキッズ向けサービスがスゴすぎる

小さな子供連れの家族が外食をする場合、お店選びの重要なポイントは「席」。しかし小上がり席があるからといって、パパとママがゆっくり麺をすすれるとは限りません。ちょっと目を離したすきに隣の席までトコトコ歩いていったり、テーブルの調味料を倒したり…。

そんな家族のために一人で遊べる絵本やおもちゃ、ゆったり座れる子供用イスを完備するお店も増えています。最近では珍しくなくなってきた家族向けサービスですが、今回取り上げるお店のサービスは、まさに「スゴイ!」の一言です。

三条市「鯉次」はショウガじょうゆラーメンと背脂ラーメンが二枚看板。若手ラーメン店が腕を競った「Komachiラーメングランプリ」で2連覇を飾るなど、味に定評のあるお店です。

▲Komachiラーメングランプリで人気を博した炙り背脂塩ら~めん(770円)。背脂、塩の旨み、煮干しの甘みスープと、厚切り炙りチャーシューの香ばしさが、食欲をそそります。

ただ今回メインでご紹介したいのは「ちびっこラーメン」(350円)。写真はショウガじょうゆですが、みそと塩からも選べます。そしてジュース付き。ただスゴイのはここから。ちびっこラーメン注文でおもちゃが1つサービスなんですが、この中から選べるんです…。

めちゃくちゃ多い!!
男の子向けのミニカーや女の子向けの着せ替え人形などなど、その数、100は優に超えています。ご主人の小林弘典さんによると、数百個単位で仕入れているそうです。ラーメン屋さんの域を超えてますね。

スゴイのはコレだけではありません。店内にキッズルームを完備しているんですが、それがこちらです…

めちゃくちゃ広い!
6畳ほどのスペースにはマットが敷かれ、漫画や絵本もビッシリ。テレビではお店オススメもアニメ作品が随時流れています。テーブルにはノートとクレヨンも置いているので、子どもたちはラーメンを食べた後に自由にお絵かきを楽しんでいるそう。小上がり席と隣接しているので、子どもが遊んでいる様子を間近で見ながら麺をすすれます。

▲らくがきちょうのなかにはラーメンのイラストもありました。

▲お気に入りのイラストをスタッフに渡せば、このように店内に飾ってくれます。

 

いつも大変なお父さんお母さんにゆっくりラーメンを食べてほしいから

ご主人の小林さんは、この場所で鯉次をオープンする前から今のような子供向けサービスを考えていたといいます。

「せっかく家族で食事に行くなら親も子供も楽しんでもらいたい。キッズルームのスペースにテーブルを置けばもっと席数を増やせますが、ラーメンの杯数よりもお客さまの笑顔を大切にしたいんです。基本夫婦でやっている店なので、一気にたくさんのラーメンも作れませんしね」と言って笑う小林さんは、自身も4人の子を持つパパ。誰よりも気持ちがわかるからこその、このサービスなんですね。

▲ステキな笑顔の小林弘典さんと奥さんの暁(さと)さん。「日替わりラーメンもやっているので、詳しくは『小林弘典』のFacebookで確認してくださいね!」

「子どもがまだ小さいからラーメンは食べに行けないな…」と考えているファミリーにオススメのお店。
ただキッズルームは人気なので週末は行列覚悟でお願いしますね!

 

らーめん鯉次

住所:三条市東三条2-4-6

電話:0256-33-4488

営業時間:11時~15時、17時~20時30分LO(土・日・祝日11時~20時30分LO)

定休日:水曜

席数:32席

駐車場:15台

 

モバイルバージョンを終了