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【連載:あの街の、あのパン屋さんVol.7】あのパティスリーと姉妹店のパン屋さん

11月25日に発売されたKomachiはパン特集。新潟県内のパン屋さんが125軒も掲載されています。125軒ですよ、125軒。まだ買っていないという方、お問い合わせをお待ちしております。さて、今回紹介するのは、そのパン特集に掲載されている阿賀野市の「カンパーニュ」。あるパティスリーの姉妹店とあって、ずっと前から気になっていたお店です。

 

 

目印は屋根に描かれたカンパーニュ

 

国道49号線から少し中に入ったところ。地元スーパーの裏手にカンパーニュがあります。目印は屋根に書かれたパン(カンパーニュ)です。カントリー調の店構えが、のどかな空気とマッチしていていい感じ。入る前からワクワクさせてくれる、そんな雰囲気があります。

 

入り口はこちら。

 

廊下もステキですね。

 

 

あるパティスリーって?

 

お店に入ると目にとまるのが、パティスリー「しょこら亭」のコンフィチュール。そうなんです。カンパーニュはしょこら亭の姉妹店なんですよ。しょこら亭といえば、Komachi読者なら知っている人も多いでしょう。チョコレートのスイーツが評判のお店です。遠くから訪れる人もたくさんいて、僕もよく行きます。ファンの1人です。

 

パン屋さんの話に戻りましょう。パティスリーの姉妹店といったら、やっぱり甘いパンが気になりますよね。実際「菓子パンがおいしい」という声がたくさん届いてるそうですよ。

 

お目当ては菓子パンですが、

 

ハード系もそそられます。

 

ウワサの菓子パン、発見です!

 

なんだか上品。

 

さすが、人気パティスリーの姉妹店といった感じです。シンプルですが、こだわりがたっぷり詰まっていそう。どんな風に作られているのでしょうか。

 

菓子パンの要!カスタードクリームの仕込みを少しだけ

おいしさの秘密は仕上げのひと手間

 

菓子パンに欠かせないものといえば、カスタードクリームです。これから仕込むということで、店長の平岩さんが奥へ案内してくれました。平岩さんはもともと、別のパン屋さんで修業。カンパーニュがオープンするタイミングで入店し、しょこら亭のオーナーでもある小菅さんからレシピを教わりました。いろいろ学んだ中でも、特にカスタードクリームの作り方が印象的だったそうですよ。

 

使う素材は上質な生クリームや卵、バニラなど。

 

素材を合わせて炊き上げます。平岩さんによると、この後がちょっと変わっているとか。

 

ここです。

 

炊き上がったカスタードクリームは、氷で冷やしながらさらに混ぜます。不思議なんですよ。見ていると、トロ~リからサラーリへ。見た目からすでに滑らかな感じが伝わってきますよね。これが生地に包まれたら…想像するだけで、たまりませんね。

 

お待たせしました。菓子パンの登場です!

必ず買いたい4つのおすすめ

お待たせしてすみません。来たらまず買ってほしいという、平岩さんおすすめの菓子パンが登場です。生地だけでなくクリームも、しっかり丁寧に自家製。どれを食べても、手作りしてるなぁと感じる、ほっこりおいしいパンばかりです。

 

まずは菓子パンの中でも評判のクリームパン。中のカスタードクリームがまぶしい!クリームはなめらかな舌触りで、すっきりした甘さです。これだけクリームが詰まっていても、軽く食べられますよ。

 

しょこら亭特製の生チョコを挟んだヴィエノワショコラ。深みのあるチョコレートおいしさにうっとりしちゃいます。

 

オリジナルのイチゴクリームとコーヒークリームをサンドしたコッペパンです。生地はふんわり柔らかく、クリームは口溶けがいいので、気づけばペロリです。

 

最後にデニッシュ。季節ごとにフルーツやジャムを変え、常時5種類ほどそろえています。ザクッと口にした瞬間にバターの豊かな風味が広がります。これからどんなデニッシュが登場するのか楽しみですね。

 

 

紹介しきれませんでしたが、こちらにはまだまだ手の込んだ菓子パンがたくさん。もちろん、食事パンや総菜パンもそろっています。とことん自家製にこだわるカンパーニュのパンは、一つ一つオリジナリティーであふれていました。手作りならではのおいしさを、改めて感じてみてください。

 

パンの店 カンパーニュ

[住所]阿賀野市保田3318-1
[電話番号]0250-47-5300 
[営業時間]10時~18時

※パンがなくなり次第終了

[定休日]月曜
[駐車場]7台

 

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