サイトアイコン Komachi MAG.

上海・蘇州で叶える「なつかしくて、新しい」中国旅 -後編-

□ 先進的な上海と、歴史が香る蘇州。一度に楽しむぜいたくな女子旅へ!

 

 

今回の旅の目的地は上海&蘇州。新潟空港からは、中国東方航空の直行便を利用すれば約3時間ほどで到着します。
話題のショッピングスポットや人気の飲食店を巡る都市観光、世界遺産の庭園や歴史が残る旧街の散策…。新旧の文化が交差する中国で、見て、食べて、体験するぜいたくな女子旅へ出発!

 


 

□ 旅の後半はレトロな中国が息付く蘇州へ!

旅の前半では、都会的な上海をたっぷり満喫しました(前回の記事)。旅の後半では、上海から西へ移動してオールド中国を肌で感じることができる蘇州を目指します。
タクシーでは約2時間かかりますが、日本では新幹線にあたる高速鉄道を使えば約30分ほど。旅に慣れている人は、早くて安い公共交通機関を使うのがおすすめです。

よく「両面刺繍」「一体二翼」という言葉で表される蘇州は、その文字通り新旧の異なる魅力が同居する都市。開発が進む工業園区に立ち並ぶ巨大な高層ビルやショッピングモールも素敵ですが、今回は、無数の水路が走るレトロな街並みや歴史ある庭園に注目して蘇州を巡ってみたいと思います!

 


□ 心が潤う世界遺産の庭園群

 

蘇州観光で絶対にハズせないのが、世界遺産にも登録されている「蘇州古典園林」の中国式庭園。「蘇州古典園林」とは市内にある9つの庭園の総称で、全て10~20世紀初頭にぜいを尽くして造られたもの。どの庭園も自然にあふれていて、じっくり園内を散策して味わい深い景観を楽しめば、心が洗われるように清々しい気持ちになれるはず。

 

蘇州古典園林のひとつ「耦園(グウエン)」では、素晴らしい庭園の眺めを楽しめるだけでなく、さまざまな体験にチャレンジできます。

 

 

中国茶道の見学体験では、講師が目の前でおいしい中国茶をいれてくれます。さまざまな種類を飲み比べながら、たっぷり用意されたお茶菓子をいただきます。お茶に合う素朴なお菓子はどれもおいしくて、つい食べ過ぎてしまいそう!

 

 

ここでは、日本ではできない香道体験も。白檀(ビャクダン)などを調合したお香で文字を作り、そこに火を付けて香りを楽しみます。中国らしい雰囲気の室内に上品ないい香りが漂い、とっても優雅な気持ちに。

■蘇州古典園林(ソシュウコテンエンリン)

住所/各庭園により異なる

 


 

□ ローカル&レトロ。「山塘街」を散策しよう

 

 

「東洋のヴェニス」とも呼ばれる蘇州。旧市街には無数の水路が張り巡らされていて、風情ある雰囲気に浸ることができます。なかでも、唐の時代の街並みを再現したという「山塘街(さんとうがい)」には、雑貨店やさまざまな専門店が密集していて、お土産探しにも最適です。

 

通り沿いの水路には小舟が浮かび、とにかく旅情満点!もちろん観光客も乗ることができるので、水上散歩を楽しむのもイイですね。

 

中国ではタピオカミルクティーが大人気。山塘街でも買うことができます。ほかにも、食べ歩きできるお手軽なグルメがいっぱい。カフェや茶房などもたくさんあるので、散策に疲れたらティーブレイクを取りましょう。

 

■山塘街(サントウガイ)
住所/蘇州市姑蘇区山塘街

 

>>レトロな魅力いっぱい。まだまだ蘇州を巡ります

 

 

□ 地元客にも人気のローカル麺に舌鼓

 

旅の楽しみといったらやっぱり、その土地でしか味わえないローカルグルメ。

散策や買い物でおなかが減ったらぜひ立ち寄りたいのが、地元客からも絶大な支持を集める老舗「同徳興(ドウトクコウ)」。こちらでいただきたいのは、蘇州で愛されるローカルフード「蘇州麺」です。

澄んだ塩味のスープに、スッと美しい細麺が浮かぶ端正なルックス。

こちらはトッピングが別皿で提供されるスタイルで、のせて食べても、別で食べもOKです。スープはうま味の強い動物系ですが口当たりが優しくて、全部飲み干すお客さんも多いようです。ちなみに、塩味の他に、濃い口のしょうゆ味もあって、こちらも好評だそう!

 

■同徳興(ドウトクコウ)
住所/蘇州市人民路嘉餘坊6号

 


 

□ 蘇州イチにぎやかな歩行者天国の繁華街

蘇州で最も活気があるという繁華街が、こちらの「観前街(カンゼンガイ)」。周辺には有名な飲食店や大型のデパート、セレクトショップなどが密集していて、ここも買い物やお土産探しにピッタリ!

 

 

 

月餅で有名な老舗の菓子店もあるので、散策がてらチェックしてみましょう。

 

 

歩行者天国のにぎやかな通りの中心部にある道教寺院「玄妙観」は、市民の憩いの場にもなっているようです。敷地内はゆったりとしたムードが漂っていて、なんともリラックスできます。

■観前街(カンゼンガイ)
住所/蘇州市姑蘇区観前街

 


 

□ ノスタルジックな水都「周荘」でモアトリップ

もっと中国らしいディープな雰囲気を楽しみたいなら、蘇州の中心部からは車で1時間ほどの距離にある、
「周荘」まで足を延ばしてみましょう。

水路が走る入り組んだ旧街は、明から清の時代の古き良き中国の雰囲気そのものなんだとか!そんな周荘の街では、ローカルカルチャーや独特のムードを強く肌で感じることができます。

 

 

半日あれば十分回り切れる程よい大きさの街には、蘇州特産のシルク製品を売るお店をはじめ、さまざまな商店や飲食店がズラリ!観光地としても人気のこの街は、地元住民の生活の場でもあります。路地をのぞくと、飾らない中国人の暮らしを垣間見ることができるんです。

中国ではおなじみのスナックフード・肉月餅を食べ歩き。もっちりとした皮の中にジューシーな豚肉がたっぷり入っていてとってもおいしい!

 

 

 

夜になると提灯や橋に明かりがともり、一層風情が増します。日本では味わうことができない旅情たっぷりの街の雰囲気を存分に堪能しましょう。

■周荘(シュウソウ)
住所/昆山市周荘鎮

 


新たな観光名所が続々と誕生している都会的な上海。古き良き中国の面影を残すノスタルジックな蘇州

2つの都市を巡る女子旅レポート、いかがでしたか?もちろん、記事では紹介し切れなかった魅力的なスポットはまだまだたくさんあります。新潟空港から約3時間、みなさんも手頃で気軽な中国トリップに出かけてみてはいかがでしょうか?

 

 

企画協力:中国東方航空、江蘇省観光局

★上海=新潟は、就航20周年を迎えた中国東方航空の直行便が便利で快適!
▼中国東方航空 チケット予約はこちらから▼
https://jp.ceair.com/ja/

 

モバイルバージョンを終了