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【連載:作って見て感じる、佐渡の旅】玉堂窯元で無名異焼を体験してきました。(PR)

佐渡旅の定番といえば、史跡 佐渡金山、トキ、たらい舟。
そして、忘れてならないのが「無名異焼」です。
聞きなじみのない人ですと、読み方を迷ってしまいそうですが、「無名異焼」と書いて、「むみょういやき」と読みます。
島内には窯元がいくつもあって、江戸時代から続く伝統工芸を今に伝えています。

佐和田地区にある玉堂窯元

今回訪れたのは、両津港から車を走らせること約30分。
佐和田バイパス沿いにあるのが玉堂窯元(ぎょくどうかまもと)です。

大きな花瓶が目印のこちらは、ギャラリーとショップを併設しています。

店内には食器をはじめ、茶器や酒器も並んでいます。素朴な肌と独特な風合いがあり、手に持つと温かみを感じる器。
完成品を見ているだけでも楽しいですが、タイミングが良ければロクロを使った実演も見ることができます。

熟練の技で手際よく作っていくのを間近で見ましたが、どれも美しい形に仕上がっています。
無名異焼は、こうやって出来上がっていくのですね。

次のページでは、ロクロを使って体験! >

まずはプロの腕前を拝見

まずは職人さんに手本を見せてもらいました。
そして、いよいよロクロを使った無名異焼体験。
この日は職人歴20年余の高津さんからサポートしてもらいながら、モデルさんに体験してもらいました。

エプロンは貸してもらえますが、汚れてもいい服装で体験した方が良さそうです。

湯飲みやビアカップの形に粘土を延ばしていくのを職人がサポートしてくれます。
電動ロクロの上に粘土をのせて回転させてながら成形。
意外と難しいですが、大人になってからの土に触れるのは、土遊びに夢中になった子どもの頃が思い出されます。

大人になってから土に触れる特別時間

湯飲みサイズなら10分ほどで出来上がり。
上手にできてもできなくても、手作りの器には不思議と愛着が湧いてきます。
丁寧に作った自分だけの焼き物を生活に取り入れれば、明日からの食卓も明るくなりそうですね。

作った器は焼き上げて完成するまでに約2カ月ほどかかります。
自分だけの手作りを待つ時間も、島旅を思い出せる特別なひとときです。
届いたときに開ける瞬間のワクワクは、プレゼントをもらったときの喜びとはまた違うものになるでしょう。

玉堂窯元
[住所]佐渡市窪田122-1
[電話番号]0259-52-3222
[営業時間]8時30分~17時30分(最終受付17時)
[定休日]12/29~1/4
[駐車場]あり

■体験プランのお問い合わせ・申し込み
一般社団法人 佐渡観光協会
[電話番号]0259-27-5000
[ホームページ]https://www.visitsado.com/enjoyplan/

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