サイトアイコン Komachi MAG.

【連載:作って見て感じる、佐渡の旅】佐渡版画村美術館で版画づくりを体験してきました。(PR)

9月に入って、外で過ごしやすい季節になってきました。
夏が終わるのは少しさびしい気持ちもしますが、これから始まる秋への期待感も。
秋は学びの季節です。何かやりたい気持ちを胸に佐渡へ行ってみませんか。

旧相川裁判所の建物を利用した版画の美術館

佐渡奉行所跡の近隣にある美術館。
こちらは版画家の故・高橋信一氏が「佐渡を版画の島に」という願いで開館したそうです。
多くの版画家の作品や月替わりの常設展を見るのもいいですが、今回は童心に返って彫刻刀を握る体験に挑戦してきました。

佐渡をイメージさせる下絵から選べます

体験では、ハガキサイズの版画を作ることができます。
下絵を持参すれば、オリジナルデザインに仕上げることができますが、今日は美術館にある下絵からチョイス。

ハガキサイズの板に絵を写し描いていきます

女性でも簡単に作れるということで、女性のモデルさんにトライしてもらいました。
まずはハガキサイズの板にカーボン紙を挟んで絵を写し描いていきます。

一番簡単そうなオニギリにしました!これなら失敗しなさそうです。鉛筆でしっかりとなぞっていきます。

板にしっかりと写っているか確認しながら、やっと下絵の完成。
まだまだ先は長いです。

次のページでは、彫刻刀を使って体験! >
彫刻刀を使い分けて彫っていきます

続いて彫刻刀を使って、版木を彫っていきます。
細・太、丸・三角を使い分けて彫り進めていきます。

これが意外と難しい。刃物を使うので、取り扱いには十分ご注意を。
あせらずに、しっかり下絵にそって彫っていくことが大切です。
小学生ぶりに彫刻刀を握ったモデルさんは、最初はなれない手つきでしたが、徐々に慣れてきたようです。

もっとも時間がかかるのが、この作業でした。
しかし、夢中になって彫ることだけに集中する時間は、大人になってからは貴重なひとときです。

次のページで、いよいよ完成です! >

講師がサポートしてくれます

いよいよ最後の仕上げ。版画体験では単色刷りで、バレンを使って作業をします。
体験中は地元の講師が付き添って教えてくれるので安心です。

道具はすべてレンタルできますが、汚れてもいい服装で参加しましょう。

バレンで版木の上にのせた紙を擦っていきます。微妙な力加減で圧をかけていくと、徐々におにぎりの姿が現れてきました。

ついにおにぎりの版画が完成しました!

約2時間半の体験もようやく終わりです。
丁寧に彫った木に色をつけて刷り上がった瞬間の喜びは格別です。
完成した版画はもちろんですが、版木を持ち帰ることもできます。
自宅でさまざまな色を付けて試してみてもいいですね。

参加者には特製グッズのプレゼントも!

参加者にはオリジナルデザインの木製コースターと絵はがきがもらえる特典も!
この日は朱鷺(トキ)のかわいらしいコースターをいただきました。

さらに、体験終了後には館内を無料で見学することもできます。
版画を作って、作品にも触れれば、芸術の秋を満喫できそうです。

佐渡版画村美術館
[住所]佐渡市相川米屋町38-2
[電話番号]0259-74-3931
[営業時間]通年9時~17時
[定休日]毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日休館)、12月26日~3月14日
[駐車場]あり

■体験プランのお問い合わせ・申し込み
一般社団法人 佐渡観光協会
[電話番号]0259-27-5000
[ホームページ]https://www.visitsado.com/enjoyplan/

モバイルバージョンを終了