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旅と食と、地域をつなぐ酒。今年も「しゅぽっぽ」が新登場!

今週末はクリスマス。ということは、もういくつ寝るとお正月。県外から友人や家族が帰省してくるこの時期、新潟らしいお土産を!といえば、テッパンなのが「日本酒」ですよね。

ですが、新潟にはさまざまな酒蔵による、数え切れないほどのブランド日本酒が。わたしも日本酒は大好きですが、正直どれを選んでいいか分かりません。

 

そんな悩みをばしっと解決する「新潟らしくて」「個性的な」日本酒が新登場したというウワサが…?さっそく、新商品発表会に潜入してきました。

 

会場はコチラ。

 

 

おごそか。

昔ながらの風情が残る豪農の館・北方文化博物館。新潟屈指の大地主・伊藤家と新潟の文化史を肌で感じられる、まさに日本酒の発表会にぴったりの会場です。

 

 

庭の雪囲いを見ると、新潟の冬がきた…という気持ちになりますよね。立派な日本庭園です。

館内の大広間へ進むと、今回の主役がずらりと並んでいました。

 

 

■「食」と「地域」をつなぐ酒、新潟しゅぽっぽ

 

 

並んでいるのが、今回ご紹介する日本酒「新潟しゅぽっぽ」4種類。

日本酒を通じた新潟の魅力発信を目的とするプロジェクトで生まれたもので、商品開発にはJR東日本新潟支社と県内の酒蔵4社、さらに日本酒文化有識者の皆さんや販売店など、さまざまな事業者が携わっています。

酒造りには、このプロジェクトのために作られた「JR新潟ファーム」の酒米「五百万石」を使用。プロジェクトに賛同した4つの酒蔵が、同じ酒米を使って酒造りを行いました。

 

 

ちなみに「新潟しゅぽっぽ」という名前の意味は、しゅ=「酒」 ぽっぽ=「歩く、まち歩き」。

“日本酒をきっかけに新潟に興味を持ってもらい、観光・まち歩きを楽しんでほしい”と、県内の観光を盛り上げたい!という意気込みが込められています。さらに、オシャレなパッケージは、しゅぽっぽを造った4つの酒蔵がある地域の風景をイメージ。細部までこだわりがいっぱいです。

 

>続いてはみなさんがこだわりをプレゼンテーション

まずはJR東日本新潟支社長・今井政人さん。

 

 

「日本酒は地域の財産。日本酒を通じて、さらに新潟の情報を発信していければ」と、観光促進に対するアツいお言葉をいただきました。

 

続いてはこの方。

 

 

新潟市長・篠田昭さんからは、昨年は2酒蔵だったプロジェクト参加が、今年は4酒蔵に増えたことに触れ「もっとラインアップが増えたらと期待していました。これで上・中・下越エリアの『しゅぽっぽ』がそろったことがうれしい。新潟は酒の町・食の町という、シンボル的な商品に育っていると思います」

 

最後は、4者4様の「しゅぽっぽ」を作り上げた酒蔵のみなさん。

同じ酒米を使っても、酒蔵によって全く異なる日本酒が完成しました。私も試飲させていただきましたが、どれも個性があって、甲乙付けがたい味わい。

それでは、左上から時計回りにコメントをご紹介します。

 

 

■左上/君の井酒造(妙高市)代表取締役専務 田中智弘さん

「瓶詰めにした酒を、瓶の中で低温熟成させるのが特徴。無濾過ならではのうま味を感じてください」

 

■右上/吉乃川(長岡市)代表取締役社長 峰政祐己さん

「酒米の特徴を生かして、我々が得意とする『すっきり、キリッ』とした酒に仕上げました。若い人にもぜひ飲んでほしいです!」

 

■左下/越後鶴亀(新潟市西蒲区)代表取締役社長 小林建夫さん

「『リッチな酸』をテーマに、食中酒として楽しめるよう造りました。ブランドを市場に定着させるのは至難の業。いい酒を造るので、ぜひ口コミでも広めてほしい」

 

■右下/今代司酒造(新潟市中央区)代表取締役社長 田中洋介さん

「淡麗で飲み飽きない、冷やしても常温でもぬる燗でもおいしい酒になりました。県産の新しい酵母を使ったこともこだわりです」

 

みなさんのお話から、お酒に対する熱い思いが伝わってきました。こだわり抜いて造られたお酒、贈り物はもちろん、自宅での晩酌にもぜひどうぞ。

2017「しゅぽっぽ」は、ぽんしゅ館新潟驛店・新潟駅銘品館、新潟県内のNewDays各店ほか、通販カタログなどでお求めください。

 

今年の冬も、おいしい日本酒で乾杯しましょう!

 

 

 

 

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