新潟を訪れ、生活を体感すると共に、4年間ナビゲーターを務めた「アート・ミックス・ジャパン」では文化に触れる機会もあった。多角的に新潟と関わることであることが見えてきたという。

 

「新潟県の人たちって、他のどの県と比べてもすごい仲間意識と(新潟出身ということに)プライドを持っていますよね?初対面の2人が新潟出身だったときのあのガッツキ具合(笑)。他の県の人は新潟ほど熱くならない気がします。でもそれは、自分の故郷にプライドを持てるだけの素材があるから。米も海産物も酒もおいしいもん。逆にそれをもっと発信すべきだと思うんですよ」

 

 

「今の新潟は、方向性としてはすごく正しい方向に行っていると思うんですよ。『新潟をどう盛り上げようか』っていう事にアイデアを出し合っているのが見られるんですよね。アート・ミックス・ジャパンが特にそうだと思うんですけども、『新潟から世界に発信しようぜ』っていう、その考えがすごく正しいんじゃないのかなって思うんですね。ただ、新潟一県で頑張りすぎるのではなく、『周り(の他県)から力を借りてもいいんじゃないの』『そこはみんな(他県)力を合わせてやるべき事なんじゃないかな』って。新潟に良さを全面的に出しつつ、山形や福島、富山、長野、群馬など周りも巻き込む。考え方をちょっと変えるだけでさらにパワーが付くんじゃないかと思います。上杉謙信さんに見習ってじゃないですけど、周りの人達を上手く巻き込んで新潟がリーダー的存在になって、『COME ON!』って言ってくれると新潟を中心に周りが盛り上がっていくのかな。まだまだ新潟県内にも行ったことないところがたくさんあるので、これからもどんどん新潟に来たいですね」

 

新潟への熱い思いを語ってくれたセインさん。インタビュー終了後、Komachi編集長と佐渡話で盛り上がっていただけに、移住まで行かずとも、雑誌の企画で再び佐渡を訪れる日も近いかも!?