突然ですが皆さん、爪切りにはこだわっていますか？
編集部ウタコです。
私のように「なんでもいいや、爪切りなんでもいいや」と思っている皆さんは、今回の記事をスルーしてしまうかもしれません。爪切りなんて、切れればいい。なんなら結構な頻度で無くす。そんな残念な私でも知っている、「世界一の切れ味」といわれる爪切りを生み出した神企業が新潟にあります。それがこちら。
爪切りの聖地こと、三条市の「諏訪田製作所」さん。
この…トニー･スタークが飛び出してきそうなRC造のスタイリッシュな建物。こちらがなんと、世界に誇る究極の爪切りを生み出している工場なんです。
こちらで作られている代表的な爪切りがこちら。
1950年の販売開始以来、その使いやすさとフォルムの美しさで、日本だけでなく海外からも支持されている爪切り。爪に軽く当てるとスッと刃が進み、切った断面はやすりが要らないほど滑らかに仕上がるのが特徴です。
そして、この爪切りを作っている工場の中はこんな感じ。
もうなんていうか、ほんとに爪切り作ってる？
ちょっと未来を感じる無機質でオシャレな空間で、みなさん真剣に作業されています。
手前にあるのは、職人さんの手元を移すiPad。もう一度言います。見学用に設置されたiPad。これが未来。
さらに、爪切りだけでなく枝切りハサミや自社製品の展示も。「開けた工場」をコンセプトに、いつでも見学できるようになっています。
スタイリッシュすぎて目がくらむ諏訪田製作所さんですが、実は今年で創業90周年の老舗企業。
長きに渡る努力と研究の成果が、数々のすばらしい製品を生み出しているんですね。
そして先日、創立90周年を記念したパーティーがあるとの噂が。プロのパリピとして、私も潜入してきました。
えっ？
越後妻有に来てしまったかと思いました。
こちらが、諏訪田製作所さんの90周年記念イベント「90th SUWADA ILLUMINART FES」。
イルミネーションと不思議な効果音、アートが合体し、幻想的な雰囲気に生まれ変わった夜の工場を見学できました。
あまりのファンタジックさに、自分が工場にいるということを一瞬忘れるほど…。
ところどころに飾られた動物たちのオブジェは、すべて工場の廃材を使って作られたものなんだとか。
光と音が作る非日常的な世界観に圧倒されてしまいました。この斬新で自由な発想が、世界で愛されるものづくりに生きているのかもしれませんね。
ナイトツアーを楽しんだ後は、社長のご挨拶に続いて乾杯。
ショップ＆カフェスペースを貸し切っての立食パーティーでは、ジャズバンドの生演奏もありましたよ。豪華！
諏訪田製作所さん、90周年おめでとうございます。これからも、すばらしい製品を生み出し続けてくれることを期待しています。
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今回ご紹介したのはこちら
諏訪田製作所
三条市高安寺1332
0256-45-6111
ショップ10時～18時
定休日：ショップは無休、工場は日曜･月曜･祝日
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ホームページも、Komachi MALLぐらいオシャレなのでぜひチェックしてみてください。
私も一生モノの1本…ゲットしちゃおっかな。
（編集部ウタコ）