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関越トンネル内部に潜入! 今話題のインフラツーリズムってなんだ!?

皆さん、突然ですが「インフラツーリズム」をご存知ですか。
簡単に説明すると、ダムをはじめとする公共施設を見学したり、ガイドの説明を聞きながら周辺を散策したりする、新しいタイプ観光ツアーのことです。
こうしたツアーが、今全国各地で開催され、注目を集めているんです。
もちろん新潟県でもそうしたツアーが開催されています。

 

大源太砂防ダムと関越トンネル ツアー

梅雨の真っただ中だとは思えないほど気持ちよく晴れ上がった6月30日。
「大源太砂防ダムと関越トンネル ツアー」に参加してきました。
このツアーには、25名が参加して満員御礼。
なかには県外からの参加者もいたそうです。注目度の高さがうかがえますね!

 

大源太砂防ダムの見学からスタート!

まずは、昭和14年(1939年)竣工の大源太砂防ダムの見学からスタート。
実はこの砂防ダムは、日本初のアーチ式砂防堰堤で登録有形文化財
さらに土木学会選奨土木遺産にも指定されているそう。すごい。
現在は、老朽化にともない補強工事が行われています。
そんな『なるほど』な知識を丁寧に説明してくれます。しかし暑い……(この日の気温は30度超えでした)。

つり橋やダム湖の上に設置された足場の上で工事の説明を受けながら進み、たどり着いたのがこちら。

トンネルのように見えますが、工事期間中水を流すための仮排水路だそうです。
通水前にここを歩いて通ることができるのは、ツアー参加者だけの特権です。
中はというと、外と打って変わって少しひんやり。

 

つり橋とアーチ型の砂防ダムの景色は圧巻!

仮排水路の出口からは、先ほどのつり橋とアーチ型の砂防ダムを下から眺めることも
間近を水が流れ落ち、すごく爽やか。大源太砂防ダムの見学はここで終了。
続いては関越トンネルに向かいます。

車で新潟から東京方面へ向かう際には必ずといっていいほど通過する関越トンネル。
新潟県と群馬県を結び、総延長は上り線が11,055メートル、下り線が10,926メートル。
長さは日本で2番目、山岳トンネルとしては日本一を誇ります!

 

そんなトンネルの内部に潜入!

今回入っていくのは、本線の掘進に先立ち掘られたパイロットトンネル。
現在は避難用の連絡トンネルとして整備されているそうです。新潟県側の入り口は土樽PA。

狭いトンネルをゆっくりと進んでいきます。
ちょっとしたアトラクションのようで、ワクワクしながら走行
約7キロ地点に着くと、車を停めて徒歩で機械室や管理室の方へと入っていきます。

谷川岳の雪解け水や雨水が6年かけて湧き出した「六年水」
無消毒の天然水なので、持ち帰ることはできませんが、この場で飲むことができます。
これがまた本当においしい。暑い日には最高ですね!
ちなみに、トンネル内部の気温は約10度。すごく涼しかったです。

説明を受けながらさらに進むと、直径3メートルを超える巨大な送風機が8機鎮座
これがトンネル内の空気を入れ換えているんですね。
スケールの大きさに圧倒されながらも、ひたすら奥へと進んでいきます。

 

180メートル、600段を上って地上へ!

長い道のりを経て、ようやく目的の谷川立坑の直下へと到着
ここからが今回のメインイベントです。地上へと続く180メートル、600段の階段を上ります
元気な人でも約30分かかるそう・・・。

最初の30メートルくらいは余裕で軽口をたたいていましたが、歩を進めるにしたがって次第に口数が減り、最終的にはゼエゼエという息音だけが狭い階段にこだまします。
しかし休憩所などはないのでひたすら上ります。
地上に近付くにつれて、温度が上がり草の匂いが。ゴールは近い!?

 

関越トンネルの立坑を上り切りました!

そして、ついに登頂です。谷川立坑を上り切った達成感は最高!
立坑を眺めながらの昼食タイム。
雄大な自然の中で食べるパニーニは、おいしさもひとしおでした。


今回上ったのは群馬側の谷川立坑新潟側には万太郎立坑があります。
これらの立坑があるおかげで、トンネル内部の空気が安全に循環してくれるんですね。感謝!

今回のツアーはこれにて終了。
こういったインフラツーリズムの魅力は、普段入ることのできない施設やその内部を特別に見学できるという点。
この非日常感は、きっとなかなか体験できません。
王道の観光スポットに飽きたという人にオススメです。
今後も各地でインフラツーリズムが予定されているそうなので、気になる人はNEXCO東日本のWEBサイト「ドラぷらの旅」をチェックしてみてくださいね。

 

 

ドラぷらの旅 
http://tabihatsu.jp/e-nexco/

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