新潟を代表するクリエイターがスタートした新プロジェクト「pentagONE(ペンタゴン)」
2018年11月25日発売号の新潟Komachiの誌面、前回の記事で紹介された、彼らが想像した新潟三越の土地と建物の活用方法については、さまざまな業界で話題を呼びました。

老舗百貨店「新潟三越」(新潟市中央区)の土地と建物を購入する契約を取り交わした総合建設業の廣瀬(新潟市西区)。今回は、新潟市の中心部の活性化を目指す廣瀬専務取締役・廣瀬雄一さんと「pentagONE(ペンタゴン)」メンバーのクロストークが実現! Komachiで取材させていただきました!

廣瀬本社でクロストークがスタート!

当日参加したpentagONE(ペンタゴン)のメンバーは、白倉和宏さん(フラー・フラーアンドシングス・ギヴミーチョコレート・アフタースクール)田村 新さん(アパートメント)大福 匠さん(サルキジーヌ)石田 伸一さん(石田伸一建築事務所)の4名。会場は新潟市西区に本社を構える、廣瀬。会談はなごやかな雰囲気でスタートしました。

「生活者が豊かになるような場所に」

廣瀬「新潟Komachiの記事を拝見しました。とてもおもしろいアイデアですね。私たちも街の活性化に寄与できるように取り組んでいきたいと思っていたので、刺激になりました。現段階では何も決まっていないですが、新潟で暮らす人たちの心が豊かになるような場所にしたいですね」

白倉「僕らが考えたプランを発表したときに、反響がすごく大きかったんですよ。それと同時に新潟三越の跡地を手がけてくれるのが、廣瀬さんで本当によかったと思っています。古町のこと、そして新潟で暮らす人たちの気持ちを分かってくれている廣瀬さんなら、きっといいカタチになってくれると信じています」

田村「新潟三越がある場所は、私たちだけでなく、みんなが注目しています。新潟市には魅力的なスポットがたくさんあるけど、中心となる場所がないように感じています。廣瀬さんが手がける、この場所に観光の拠点になるようなコンテンツが生まれてきてほしいと思っています」

廣瀬「モノを求めて人が集まるのではなく、そこで豊かな時間を過ごせるような空間をつくれたらいいですよね。私自身もいち生活者として、古町には思い入れがあります。この場所を拠点に、新潟市を楽しめるようになってほしいと思っています」

大福(写真左)「まだ建物を利用するのか取り壊すのかも決まっていないと思いますが、建築家としてはやっぱり建物も気になりますね。誰が手がけて、どんなデザインになるのか期待しています」

石田(写真右)「新潟はいいコンテンツがあるけど、点在しているイメージ。それに東京や県外で流行っているモノやコトを持ってきても、それで街に活気が生まれるワケではありません。新潟三越の跡地は、新潟らしい文化があって、発信していけるような場所になってほしいです」

クロストークの先に見えてきたものとは…

クロストークは、クリエイターたちの熱い思いにあふれた意見ばかりでした。それぞれの立場は違えど、「新潟」に対する思いは一つ。新潟の明るい未来を感じられた1時間でした。
この先もKomachiは、pentagONE(ペンタゴン)の活動をリポートしていきます!

【pentagONE(ペンタゴン)プロジェクト】

GIVE ME CHOCOLATE(ギブミーチョコレート)
HP/https://www.hurrah-jp.com/home

DeepInside inc.(ディープインサイド)
HP/https://www.deepinsideinc.com/

APARTMENT(アパートメント)
HP/https://www.apartment.ne.jp/

サルキジーヌ
HP/http://www.sarukiji-nu.jp/

石田伸一建築事務所
HP/https://ameblo.jp/ishida-architect