曲調はバラエティーに富んでいて、それぞれが鮮やかに、今のKEYTALKらしさを描き出します。まさにアルバムの表題「Rainbow」を、象徴しているようです。

 

 

「先に僕が『Rainbow road』という曲を作ったんですけど、そのときはまだアルバムのタイトルは決まっていませんでした。ただ、アルバムの完成間近になって、その曲の歌詞にも『Rainbow』という言葉があることに八木が気付いて、これをタイトルにしたらと提案してくれたんです」(寺中)

 

「曲の歌詞やメロディーだけじゃなくて、他のメンバーから出てくるアイデアから別のことを思いつくことが、僕は多いんですよ。このバンドは、自分のエゴをそのまま押しつけるような人間がいないので、それぞれから出てくる発想には必ず、ほかのメンバーの意見を反映させられる余地があるんです」(八木)

 

「ほかのメンバーの発想に何かを加えていくのは、この4人でずっとやってきたことなんですよ。自分のパートにとらわれるんじゃなくて、全員で一緒に音を作ってきた感じです。それが今回のアルバムでは、今まで以上に風通し良くできて、いい結果を生み出せたと思っています」(首藤)

 

 

 4人の発想がうまくかみ合って生まれた最新アルバムの収録曲には、今回の新潟でのライブでも、多くの人が自然に共感できるでしょう。そして、その曲を、彼らは本当に「自分たちのもの」にできるはずです。

 

 

「会場に集まってくれる皆さんは、今度のアルバムの曲をライブで体験するのは、初めてなわけですから、その1度しかない機会をしっかり思い出に残してもらえるように、僕らも頑張らないといけないですね」(小野)

 

「そのために、全部の曲をしっかり伝えられるライブをやりたいです。大きな会場をイメージして作った曲も、お客さん1人ずつの心に届けるつもりで、歌います」(寺中)

 

「アルバムの曲と一緒に、これまで皆さんに共有してもらって育ってきた前からの曲も、新しい感じを加えてイメージが更新できたらうれしいです」(八木)

 

「それで新潟の皆さんに、僕らと同じく、新しい思い出を作ってもらえることを願っています」(首藤)

 

 

 

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