2017年も残りわずかになりました。皆さん、新年を迎える準備はできていますか?いつもパンのこと、グルメのことばかり書いている私ですが、今回はカレンダーをご紹介します。「カレンダーのネタ、この時季じゃ遅くありません?」。そう思うかもしれませんが、この「日暦」(3,500円)日めくりの万年カレンダー。万年ですから、2018年だけでなくずっと使えるんですよ。

 

置いて、めくって、眺めて楽しい

インテリアになるカレンダー

 

日暦といえば、日付けの書いたペラペラの紙をはぎ取って使うカレンダーを指しますが、これはまったくの別もの。手掛けたのは新潟市中央区にある美術画廊「新潟絵屋」。「優れた美術を生活の中へ」という思いから、海外でも活躍する書家の華雪さんと、美術活動に積極的な博進堂さんに協力してもらい、制作したそう。12月20日に発売したばかりです。

 

 

新潟絵屋。和の情緒が漂います。

 

バラバラになった日と月のカードを組み合わせるこの日暦ですが、使い方もさることながら、デザインがオモシロい!日の文字も月の印刻も、華雪さんが担当しました。日の文字は、漢字の形に合わせて書体をいろいろ変えているそうですよ。月の印刻は「これは何月ですか?」と聞きたくなるほどユニーク!あれもこれも、趣があるんです。

 

日のカード。両面に違う日が書かれています。

 

これは七。

 

これは十。

 

これは十五。

 

どうですか?それぞれの書に個性がありますよね。「明日はどんな文字だろう」とめくるのが楽しみになります。さて、次は月のカード。皆さん、何月を表しているか分かりますか?

 

月のカード。上下で違う月の印刻が入っています。

 

一月。これはシンプルで分かりやすい。

 

次に三月。斜めに3本ラインです。

 

星やヒトデではありませんよ。六月が正解です。

 

日も月も、とても“味”があってステキですよね。めくるたびに新しい華雪さんの書に出会え、部屋の一部の風景が日によって変わるというわけです。「インテリアとして日暦のある眺めを楽しんでもらいたいです」と、新潟絵屋の方々。特別な日の日付けにして飾っておいたり、月と日の好みの組み合わせを探してみたり、使い方はいろいろ。お誕生日のプレゼントでは、その日付けをセットした状態で渡してみたら粋ですね。

 

 

新潟絵屋

[住所]新潟市中央区上大川前通10-1864
[電話番号]025-222-6888
[営業時間]11時~18時

[休み]1月は1~11日、21日、31日

2月は1日、14~16日

3月以降は1日、11~16日、31日

[駐車場]2台