Komachi編集部の藤原です。結婚を希望する人の婚活を応援するために、新潟県が3年前に導入した婚活マッチングシステム『ハートマッチにいがた』。先日、同サービスを利用して成婚されたご夫婦にお話を伺い、結婚の輪郭線が少しだけ見えてきた私。(前回のインタビューの様子はこちら

 

今回は、新潟県「あなたの婚活応援プロジェクト」主催『独身女性たちの恋愛・結婚に対する本音トーク』と題した座談会に参加してきました。同世代の女性たちと結婚に対してのアクションや、恋愛と結婚の違い、将来のビジョンなど、それぞれが考える「結婚観」を赤裸々トークを交えながらディスカッションしてきました。記事の最後にはクオカード1,000円分が当たるアンケートもありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 


 

■ 結婚すると自由な時間が削られるのでは、という不安

 

 

参加メンバーは、私・藤原と、「月刊にいがた」営業部の大澤帆波さん(28)、フリーターのOさん(32)、会社員のMさん(37)、Iさん(28)、Aさん(27)。さらに、FM-Niigataパーソナリティーの上村知世さん(36)を加えた計7名。

今回、進行役も務めてくれた上村さんは、2012年に結婚され、現在1児の母。ご自身の経験を踏まえて、適齢期とされている私たちの結婚に対する意識や本音を引き出してくれました。

 

上村さん(以下、上村)「じゃあ早速だけど、結婚を考えている人? 将来的にはしたいなと思っている人?」

 

 

私を含め、全員が挙手。強い願望はないものの、相手がいてタイミングが合えば結婚したいと思っているという意見が多く、まだあまり焦りを感じていないんだという印象を受けました。

 

 

大澤さん(以下、大澤)「同世代で結婚している子はいるんですけど、自分の周囲はまだの人も結構いて。そうなるとまだいいのかなって気も…」

私自身も大澤さんの意見に賛成です。また、今彼氏がいるというOさんからはこんな意見も。

 

 

O「彼氏はいるけど、結婚は考えていません。自分がやりたい事をやってから結婚したいので」

M「わかります。今と同じような生活はできなくなると思うとちょっと…」

OさんやMさんの声に皆さんが頷きます。『結婚=自分の時間が制限される』というマイナスイメージを抱いている女性は少なくなく、かく言う私もそのひとり。自由が奪われるのではないかという思いが、結婚と向き合えない要因になっているのかもしれません。

 

 

上村「でも、子どもができると環境は変化するけど、結婚の段階では夫婦お互いで話し合えばそんなに変わらないよ」

旦那様との出会いや、結婚に至るまでのエピソードを話しながら、ご自身の結婚観について語ってくれる上村さん。皆さんも興味津々な様子で耳を傾けていました。

 

 

■ 安全性は重要。でも気軽に利用できるかがポイントに

続いて、男性とどういうシーンで出会ってるか、という話に。

大澤「友だちとの飲み会で知り合ったりですね。その中に自分の知らない人がいたりして(笑)」

A「私も今の彼は友だちの友だちです。合コンとかはあまり経験ありません」

 

 

O「私はマッチングアプリを試したことがあります。友だち探し、恋人探し、結婚相手探しと、目的も利用者それぞれで、気軽に利用できるからおすすめです」

上村「でもさ、変な人とかいない?」

A「ちょっと怖いところもありますよね」

M「でもそれはアプリに限ったことじゃないですよね。自衛が大切というか(笑)」

男女同士の出会いは何があるかわからない以上、自己防衛の意識は確かに大切。

 

 

インターネットやSNSの普及により、マッチングサービスも数え切れないほどある現代になったということは以前の成婚者インタビューでも触れました。ただ、いざ自分が利用するとなった場合、やはりセキュリティ面や個人情報の扱いなどさまざまな不安がよぎります。

 

 

上村「その点、新潟県が導入した婚活マッチングシステム『ハートマッチにいがた』は、県の事業ってこともあるし、会員情報がしっかり管理されているから安心感はあるよね」

I「安心の部分は大きいですよね。そこは大々的にうたっていいと思います」

M「これは『ハートマッチにいがた』に限りませんが、女性は特に周囲には焦ってるんだと思われたくないですよね。もう少し気軽に利用できる雰囲気がもっと高まってくればいいなって」

 

 

実際、結婚に関するアンケート調査をしたところ、マッチングサイトを利用しない理由に「恥ずかしい」「めんどくさい」といった回答もありました。漠然とした焦りはあるのものの、踏み出せないでいる女性は結構いるんだと。でも、それは私自身も同じこと。だからこそ、今もまだ結婚していないし、前向きに考えられていないんだな、と感じました。同時に、出会いの形や方法、周囲の目にこだわっていては、結局今と同じで何も変わらず、このまま年を重ねるままになってしまうのでは…。

 

 

■ 幸せは「待っているだけでは訪れない」

今回の座談会では「自由な時間がほしい」「自分が結婚したいなと思ったとき、そばに相手がいれば」「必ずしも結婚がすべてじゃない」といった、共感できる意見が多々ありました。ほかにも、ここには書けないような女子トークで盛り上がり(笑)、甘いパンケーキを食べながら、これもこれで幸せだなと思ったのも事実。

 

ただその一方で、これじゃあ今までと何も変わらないんじゃないかと。結婚と向き合おうとせず、結局何もしてこなかった。「いつかは自分も」と待っていた結果が今なんだ、ともう一人の私が気付いてしまったのです。

 

 

■ タイミングに自主性が加わることで幸せが近づく

ふと不安な表情になった私に気付いたのか、上村さんは自身の体験を交えて、家族を持つことや結婚後の生活について、実感を交えて語ってくれました。いくつかの言葉の中でも印象的だったのが、いろいろと旦那様の文句は言うものの(笑)、結婚に対してすごく前向きで「私はすごくいいものだと思うし、してよかった」と何度も繰り返していたこと。

 

 

 

上村「家族ができたことに対して大きな安心感が生まれたかな。自由な時間とか、仕事やお金のことも、理解し合うことが重要だし、結婚して良かった、家族っていいなって思っています」

 

 

結婚・出産を経て今もなお、活躍されている上村さんの言葉やアドバイスが心に響き、やっぱり結婚っていいな、家族を持ちたいな、と気持ちも少しずつ前向きに。「仕事が忙しいから」「恥ずかしい」と自らアクションを起こさずに、出会いを待っているのではなにも変わらない。変化を求めて、一歩踏み出す大切さが分かった気がします。そして、そのひとつの選択肢として、マッチングサイトをうまく活用することで、幸せな未来が近づくのかもしれません。

 

 

出会いの形はそれぞれ。そもそも出会いがなければ、良縁と呼べる関係性を築くことだってできません。「いつかはいい出会いがあって結婚できるもの」という考えそのものを改めて、もっともっとアクションを起こしていくことが大切なのかも!と改めて感じました。私、どんどん結婚に対して前向きになってる!

 

次回は、20代で結婚して幸せな家庭を築いているご夫婦に、若くして結婚したことの実感についてインタビューする予定です。

 

 


 

今回の座談会をまとめてくれた上村知世さんがMCを務める番組、FM-NIIGATA「Life is Wonderland」(毎週金曜13:30~14:50/16:00~16:55)の中でも、恋愛をテーマにした特別コーナー「ともせのなるほど! 恋愛コミュニケーション術」(第1・3金曜14時32分~37分、82日~1220日の間)が放送されます。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

 


 

■ハートマッチにいがた 

新元号「令和」を記念して、入会登録料金が通常1万円のところ、20代の方は8,000円で登録できるキャンペーンを実施中。期間は令和元年10月31日(木)まで。

 

https://www.msc-niigata.jp/matching/

 


 

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