新潟Komachi2020年12月25日発売号「みんなの推しカレー」でも特集した「バスセンターのカレー」。新潟県民にとってはおなじみ、そして、多くの人にとって思い出の味でもあるカレーです。
もはや説明不要 新潟が誇るソウルフード

もはや新潟市民のソウルフードといっても過言ではない“バスセンターのカレー”。正式名称は万代シテイバスセンター構内にある「万代そば」の「カレーライス」です。でも、新潟県民の間でも“バスセンターのカレー”として、多くの人に浸透しています。家族で食べた思い出や、帰省の度に食べていた話など、新潟県民にとっては懐かしいエピソードとともに記憶に残る一品です。

トンコツスープをベースに、香り高いスパイスで風味付けした昔ながらの黄色いカレーは一日平均800食も出るのだそう。サイズもミニ、普通、大盛とあり、ガッツリ食べたい時はもちろん、小腹が空いた時にもぴったり(といってもミニサイズでけっこうな量がある)。

そんな【バスセンターカレーの歴史】はこんな感じ。
■1973年11月に創業
万代シテイバスセンタービルの完成とともに、現在の場所で営業開始。カレーの販売も当時から行っていた。
■2017年3月に「アメトーーク!」で話題に!
「カレー大好き芸人」によって紹介され、知名度が一気に広がる。これ以降、カレーが一番売れるメニューに。
■2018年6月に「秘密のケンミンSHOW」で紹介
この放送を機に、連日行列が絶えない人気店に。県外はもちろん、県内のお客さんも一気に増えたそう。
■レトルトカレーが品薄状態に
上記2つの番組の放送をきっかけにレトルトカレーが品薄状態に。現在でも月1,000個は売れるそう。
■2020年リニューアル
万代シテイバスセンタービルの耐震工事に合わせ、万代シルバーホテルに移転。9月に元の場所で新装開店。

2020年、万代シテイバスセンターの耐震工事と合わせてお店も若干リニューアル。背の高いパーテーションが付いたカウンターなどが新設されました。

でも、味や雰囲気はこれまでと変わらず。これからもずっと残り続けてほしい、新潟のレガシー的カレーなのです。

そして、前途にもあったレトルト商品はこちら。

「万代そば」のカレーを忠実に再現。まろやかな口当たりながら、後から押し寄せる辛みが特徴。何度でも食べたくなる昔懐かしい味を自宅でも楽しめます。

実際に編集部のスタッフが食べた感想は「とろみが強く、甘めの味わいかな? と思いきや、後味は超スパイシー! やみつきになりそうです!」。そう、見た目はまろやかそうなのに、スパイシーなんです。それがすごい。
黄色い見た目とはうらはらな、スパイス香る、ここでしか味わえない唯一無二のカレー。この味は…食べた人にしかわからないんです。万代シテイにお越しの際は、カレーの香りに誘われるがまま、バスセンターのカレーを食べてみてくださいね。
店舗情報
店舗名 | 万代そば |
---|---|
住所 | 新潟市中央区万代1-6-1 万代シテイバスセンター内 |
TEL | 025-246-6432 |
営業時間 | 8時~19時 |
定休日 | なし |
席数 | 座席はなし |
駐車場 | なし |
【レトルトカレーの問い合わせ先】
新潟交通商事
新潟市中央区幸西3-5-3
☎025-241-7201
※新潟県内の土産物店などで販売
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