皆さん、こんにちは。編集部のカワムラです! 突然ですが、皆さんはイタリアンって好きですか? 私は大好きです! 新潟って本当に多くのイタリア料理店がありますよね。その影響は、新潟市中央区にある「ホテル イタリア軒」にあるって言われていることをご存じでしょうか。

 

それもそのはず。なんと、イタリア軒は創業140年超! 日本を代表する“洋食三軒”の一つに数えられている洋食店が始まりで(現在はホテルですけど)、早くから洋食に親しんでいた県民だったからこそ、新潟県内に洋食店が増え、現在はイタリアンのお店が多くなっていると言われているんですよね。

 

今回はそんなイタリア軒の中にあるレストラン「マルコポーロ」が原点回帰をテーマにリニューアルするということで、その発表会に参加してきました。

 

ちなみに“洋食三軒”とは、東京の上野精養軒、北海道の函館五島軒、新潟のイタリア軒のこと。日本の洋食文化の歴史を語る上で、重要なお店を指した言葉なんです。知ってました?

 

イタリア軒の洋食の歴史は、新潟の食文化と共に…!

 


 

6月1日からメニューを一新してリニューアルとなる「マルコポーロ」のコンセプトは「食と文化の発信基地」。140余年続く伝統の洋食への回帰と地場食材との融合を実践しながら、新潟の食文化を発信する役割を担っていくというものでした。

代表取締役の井東社長をはじめ……

 

副総支配人の板屋越さん……

 

総料理長の関本さんらがマイクを握り、イタリア軒の歴史と、今回のリニューアルについての熱い思いを伝えられました。

 

 

なんとここで、リニューアル後に提供されるメニューの試食を用意していただきました。手前から純白のビアンカを使ったポークカツレツあがの姫牛の伝統のハヤシライス……

 

あがの産ビーツを使ったボルシチ、あがの姫牛のビーフシチュー……お気づきでしょうか? 今回は阿賀野市産の食材にこだわったメニュー構成になっているんです。

6月中は阿賀野市産の食材とコラボする予定で、今後も定期的に地域ごとの県産食材と伝統的な洋食の技を使い、新潟洋食ともいえる料理を仕上げていくそう。ちなみに、今後は佐渡市や村上市とのコラボを予定しているそう!

 

ヤスダヨーグルトを使ったスイーツも登場! とにかく美味でした。

 

また、マルコポーロの一角にはスーベニア(ギフト)ショップを設けて、さまざまな製品や地域食材を購入できるようになります。まさに食と文化の発信基地!

 

来年には開港150周年を迎える新潟。その新潟の食文化を支え、築き上げてきた老舗ホテル(レストラン)のリニューアル。しかも、当時の洋食への回帰となれば、食べに行くしかないでしょう!

 

長い年月が紡いできた、日本を代表する洋食の味をぜひ。

 


 

マルコポーロ(ホテル イタリア軒)

[住所]新潟市中央区西堀通7-1574 ホテルイタリア軒1F
[電話番号]025-224-5123
[営業時間]7時~21時(モーニング7時~10時、ランチ11時30分~14時30分、ディナー17時~21時(土・日・祝日17時~)※各30分前LO
[定休日]なし
[駐車場]利用金額に合わせて無料券を発行